還暦間近な老害予備軍による戯言
ブログ的なページですが、自分向けの備忘録の色合いが濃いです。すみません。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。いや、もうじじいの領域か。がははは。
しばざ記
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「千倉へ 大人の遠足」
千倉で開催の伊藤哲一氏の彫刻展へ、藤田さん、星野さんと一緒に。青春18切符を使って、千倉の他に館山に寄ったり、木更津で呑んだり、ご機嫌な一日を過ごした。

伊藤哲一彫刻展(千倉)
竹工展(千倉)
海鮮料理の店「浜の郷」(千倉)
北条海岸を歩く(館山)
木更津の名店「三孝」で飲む


1月7日 土曜日
みごとに快晴。そして寒い。

藤田さんと午前7時半にエントランスで待ちあわせ。
海浜幕張駅に向かう。



駅で星野さんとも合流。



8時20分。蘇我の駅前で、千倉までの各停の電車の中で飲むビールなどを買おうと思っていたら、なか卯のこの「生ビール150円」という垂れ幕を見てしまった。コンビニでビール買うより安いじゃんということで、中に入って飲むことに。



乾杯。
なんと税込150円なんだね。(食券制)

朝呑み、楽しい!!
立て続けに3杯やっちゃいました。



カラアゲ。
これもまた安い。税込でなんと100円。
なか卯、素晴らしい!!!



さて、ちょっとロスしたものの、千倉に向かう。
4人掛けのボックスシートに座る。

ま、急ぐ旅でもないので、のんびりと。



この男の子は10歳。
お爺ちゃんと一緒に房総一周の旅。

駅名を殆ど言えるのがびっくり。
館山まで一緒で、楽しくお話し出来た。



9時少し前。
木更津着。
木更津で降りない電車旅はかなり久しぶり。



10時55分。館山駅到着。
木更津から1時間、蘇我からの時間を合せると2時間もかかっているけれど、楽しく会話が弾んでいたので、あっと言う間だった。



久しぶりの館山。
北条海岸と空の色が溶け合っている。




安房鴨川行きの電車が来るまでに少し時間があるので館山駅で一旦外に出て暫しの休憩。



11時25分頃、千倉の駅に到着。



ホームで三脚を立ててセルフで写真。

2017.1.7

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伊藤哲一彫刻展


千倉の駅にて。
以前もそうだったけれど、殆ど人がいなくて、長閑を通り越して寂しい感じもある。

さて、ここから伊藤君の彫刻展を開催しているシーレというギャラリーへ歩く。
まずは駅の向こう側に渡る為に西に向かう。



駅近くの自動車修理工場(だと思う)に展示されている古い消防車。



駅周辺は特に賑わっているところは無い。



線路に平行に走る道路沿いに竹屋(竹材店)。



扱っている竹は我々が思っている竹よりもずっと細いもの。
孟宗竹の半分くらいの太さじゃないかな。

何に使う為の竹なんだろうか。

その答えが実はこの旅にもあった。



線路を渡り、千倉駅の北側へ。



館山方面。
細い笹竹が密集して生えている。

この辺りの植生の特徴なのか、色々な場所にこの細い竹がある。



まだ営業しているのかどうかの瀬戸際のようなそんな美容室の外壁のディスプレイ。



農家の庭にある納屋なのかな。



前回来たときにも通ったような道だ。



農家の建物の一部。



土壁が一部崩れている。



再び登場する細い竹の道。
手入れをしなければ瞬く間に近辺を覆い尽くしてしまいそうな勢いがある。



到着しました。
懐かしいです。
前回来たのは3年前くらいかな、なんて思ったらトンデモないです。
なんと5年前だって。

へえ、もうそんなに経ってるんだね。



味のある家。
実はオーナーさんの元々の家(実家)なのだとか。

そうだったんだぁ。



さっそく伊藤君の作品が出迎えてくれる。



玄関の脇にも作品。
このシーレの庭とか建物とかロケーションが彼の作品のキャンバスになっている。
それを踏まえた上でのレイアウト。



そして玄関を開けて最初に出会うのがこのメインの作品。
材料は黒御影石だそうだ。



伊藤哲一氏とその作品。




お招き頂き有難うございました。



この窓際のコーナーの空間をうまく使ったレイアウトの作品。



オーナーの奥様です。
オーナーご夫妻はお二人ともクリエーターさんだということです。




水の波紋から着想を得た作品です。
器になっています。



例のナマズです。



これはなんだったかな。
説明を聴かなかった。

でも、観る人がそれぞれの想いで好きなように解釈していいそうなのだ。



窓から見える裏庭。
そして迫りくる細い竹の猛威。

私も竹と闘っているので、竹の繁殖力の凄さが分かっている。

昨年はこの裏庭にも作品が置いてあった。



これはオーナーさんがつくったものだろうか。
カフェの部屋に置いてあった。



そふぁに横たわる真っ黒な猫。
かなりでかい。
もう15歳だそうだ。
人間だと80歳くらいじゃないかと言ってた。



これは薪ストーブ。
燃料となる薪はこの近所で調達しているという。




よく寝ている。
時々起きてちょっとだけ動くだけ。



アカデミックな香りのする室内。



なかなかの美人さんですな。



コーヒーを頂く。

大変に残念なことにギャラリーとして、またカフェとしては、この伊藤哲一彫刻展を最後にクローズしてしまうそうだ。

その後のオーナー夫妻は芸術活動に専念するらしい。



楽しいひと時でした。



そうだ。彼女の作品(イラスト)も見せて頂いたが写真に収めるのを忘れてしまった。
残念。



これはオーナーさんのお嬢様。
ヘビメタのバンドでボーカルをやっているそうだ。
プロとしての活動をしているそうで、CDも出している。
凄いね!!

2017.1.7

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竹工展


シーレで伊藤君が他のお客さんの接待をしている間に竹細工のアーティストさんの作品展に行くことになった。シーレのオーナーさんと伊藤君ともつながっているとのこと。会場は、シーレよりも更に北側に15分ほど歩いた場所にある破風工房というところ。

路ばたのところどころに菜の花や、こんな花が咲いている。



途中にある小さな神社。



こういう名も無い神社っていいのだ。
あ、失礼。浅間神社だった。
背景の山も南国っぽくていいね。



ちゃんとひとりずつお参りした。



不思議な建物。
ヘアサロンみたい。



破風工房入口。
案内板はこれだけ。
うっかり見落とすところだった。



やはりところどころがこういう細い笹竹の林になっている。



ここが会場。
まったくの民家だ。

さっそくお邪魔する。
この家の主の作家さんの奥様が丁重にお迎えくださった。
あ、恐縮です。

中は殆ど普通の民家だ。



まずは茶しゃく。
うわー。いいお値段なんだ。



次の間。
というか、床の間だな。



茶籠。
びっくりするような価格。

まあ、手間暇かけている感じがするからなあ。



茶籠。
33万円。



素晴らしい。





床の間の飾り。
これ自体は作品ではないようだ。



花器も色々ある。
私が簡単に買えるような額ではない。



小物類。
こちらも大変手が混んでいる。



縁側。
普段は生活の場なんだろうな。



これは作品じゃないが、つるのところはやはり手づくり。
この鉄瓶で沸かした湯でお茶をご馳走になる。



お茶ばかりか、ゆずで絡めたサツマイモのお菓子を頂戴した。




お茶を頂いていたらご主人が現れる。
とても気さくな方で、作品についての色々なお話しが聴けた。

それと前出の竹材店。
そこで材料を仕入れているということだ。

なるほど。

また是非来たい。
また作品展のあるときにはご案内してくださるそうだ。
嬉しい。

お邪魔しました。
大変有難うございました。







破風工房の庭。
やはり竹があるね。

さて、ここで伊藤ちゃんに迎えに来てもらう。
予定では伊藤ちゃんが予め用意してくれたビールを貰って、それを海辺で飲む。
海辺には送り届けてもらえるそうだ。
そしてご自分は在廊してないといけないので、一緒には食事が出来ない。
残念。
また別の機会に飲もう。



のんびりと、元来た道を戻る。
途中で伊藤ちゃんの車に乗せてもらう予定。



長閑だなあ。



車中で。
これ、カインズホームのオリジナル(PB)商品だそうだ。

有難い。

海のところ、浜の郷の近く、なぎさラインで降ろしてもらう。

2017.1.7

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海鮮料理の店 「浜の郷」


まずは海に出る。
気持ちいい。





私、超久々のジーンズだぞ。



沖の彼の写真を撮っているのだね。



このビール、なかなか旨かったです。
有難う!!



お洒落なカフェがいくつかある。



かっこいいフェラーリに出会う。



なにかの撮影だったみたい。



さて、浜の郷に到着。

結構いい感じの建物。



昼の部の閉店が15時で、その30分前に入店。
一応予約をしておいた。



ボックス席は掘りごたつ式。
他のお客さんは1組(1人)を残してお帰りになってしまったので、空いていた。
おそらくお昼時は混雑していたんだろうなあ。



厨房とカウンタ。

注文はくじらカツのセット。
約2千円。
ちょっと高めだけど、期待できる。



この大漁丼も気になる。
一日限定20食だって。



約10分程で配膳される。
おお、素晴らしい。
カツがでかい。
そして、ごはんもぎっしり。

デザートの果物まで付いている。



カツは想像以上にでかかった。



断面はこんな感じ。
柔らかい。そして意外にとても柔らかい。
ややあっさりしていて、むしろ揚げてあることでちょうど良い感じだ。

いや、凄く美味しい。
評価も高いぞ。

ごはんも美味しいし、味噌汁も良かった。

いやぁ、伊藤ちゃん、とってもいい店を紹介してくれた。
改めて有難う。



ご馳走様。
いやぁ、満足、満足!!!

15時25分頃、駅に向かってぶらぶら歩く。
天気もいいし、風も無く長閑。



駅へ向かう道はそれほど観光地っぽくはないが、時折こんなお洒落っぽい店が登場する。

くじらのタレをつくっている工場もあって実際に作業しておられたのだけど、撮影できる風じゃなかったので、やめた。



野菜市場。



15時45分頃。千倉駅のホーム。

館山行きがやってきた。

2017.1.7

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北条海岸を散歩


夕暮れ時の館山駅。
本当は金谷へ行って、そして、お目当ての食堂で刺身を食べたり、かじめラーメンを食べる予定だった。ところが、まだ腹いっぱいだし、それと館山駅どまりの列車に乗ったので、どうせだったら北条海岸まで腹ごなしに歩くことにした。



駅のすぐ近くに小さい菜の花畑。



椰子のシルエットが美しい。



北条海岸を走る道路のところまで到着。
懐かしい。
5年ぶりなのかあ。



3連休の初日なのに人があまりいない。
もったいないなあ、せっかくいい場所なのに。



穏やかな館山湾。



この街で生計が立つならば住んでみたい。



正面のだいたい中央に見える山はたぶん富山(とみさん)。
千葉の名山だ。
でも標高はたったの349m。

千葉県最高峰は愛宕山の405m。



釣りをするお父さん。

この方は数年前にリタイヤしてからご夫婦でこの館山に移り住んだということだ。
毎日が釣り三昧。
羨ましい。



館山城が見える。

5年前には城山に登った。
http://www.oretachi.jp/shiba/zaki25/shibazaki_1217.htm

あ、あの日行ったのは夏の朝だったのだ。
となると、5年前と言っても正確には4年7ヶ月前だったんだな。

こういう前のデータがすぐに引っ張ってこられるのが「しばざ記」のいいところ。
ほんと、我ながら助かってる。w



館山湾に陽が沈んでゆく。



いいなあ。
明日は天気がイマイチだし、夕刻から雨になるという。
大人の遠足が今日で良かった。



さて、次は金谷だ。
館山駅に向かって歩く。

でもまだお腹いっぱい。
金谷は諦めるか。



館山駅。
ホテルカルフォルニアのジャケを思い出す。



北条海岸のほうを振り返る。

2017.1.7

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旅の最後は木更津で


館山から木更津までは完全に熟睡。
物凄く気持ちよかった。
奇跡的に私は君津を過ぎた頃に目覚める。
約1時間だからかなりの体力回復。

18時20分頃。
木更津駅で藤田さん、星野さんを起して、まずは木更津焼きそばに行く。
改めて乾杯。
マスターの小倉さんに会うのは久々。
10月のベイタウン朝市以来。



高澤俊作氏のライブが始まる。



実は背中にスピーカーをしょっている。(笑)
路上パフォーマンス用に手づくりのPAシステム。

さて、その後、駅の向こう側に行く。
三孝という本来は中華料理屋、でもなんでもアリの居酒屋へ行くのだ。



19時30分頃、三孝に到着。
山孝、しげも営業中。
この道はいい店が密集している。

先客は8人くらい。
狭い店なので、満員のように見える。



壁にぎっしりとメニュー。



ご夫婦でやっておられる小さな店なので、たくさんのお客さんがいるとパニクっているのだろうね。なかなかオーダーが通らなかった。
やっとビールとお酒が到着したのは店に入ってから15分後くらい。(笑)



いやぁ、それでも楽しいっす。

お疲れ様でした。



アンコウの肝。
旨いわ。



餃子。
木更津界隈で餃子と言うと、このような揚げ餃子が出てくる。



豆腐と牡蠣のタマゴとじ。
いやぁ、これは旨い。



手羽先。
最近、ずっと「世界の山ちゃん」に行きたかったのでちょうどよい。



野菜炒め。
結構旨いぞ。



鳥皮。



ご馳走様。
美味しかったし、楽しかった。

また来ます。

そして再び駅を越えて木更津焼きそばへ。



外はシバレルねえ。

中で、高澤俊作氏のセカンドステージ。
加えて、三線を弾く人も登場。
凄い凄い、ホンモノの三線で藤田さんの歌。
私ももちろんギターで参加。
楽しい時はどんどん過ぎてゆく。



最後はもちろん焼きそばでシメ。

ファミマで缶チューハイを買って11時3分発の最終電車の千葉行きに乗る。



再び電車の中。
4人掛けのボックス席で飲む。

ああ、今日は楽しかった。
今度は春になったら行きましょうね。
大人の遠足。サイコーっす。

今日出会ったすべての人に感謝。

2017.1.7

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ベイタウンぱれっと 代表 佐藤ともこ
ベイタウンぱれっと・オフィシャルページ= http://www.oretachi.jp/palette/

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2017/1/7
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