還暦間近な老害予備軍による戯言
ブログ的なページですが、自分向けの備忘録の色合いが濃いです。すみません。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。いや、もうじじいの領域か。がははは。
しばざ記
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「丸子宿・丁子屋のとろろ汁」
以前から行きたかった東海道の名店。いきなり清水の旧友と呑むことになったので、ついでに寄ってみることにした。更についでに静岡おでん。

湯河原でそばを食べる
吉原からの富士山
丸子(まりこ)宿を歩く
丁子屋でとろろ飯を食べる
静岡おでんを堪能する
清水で旧友と飲む


12月25日 日曜日
曇っている。天気予報だと晴れ。そのうち晴れるのだろう。
なんと30年ぶりに旧友と会うことになった。
懐かしい。
その彼の住む清水に会いにゆくのだ。

残念ながら、なかなかタイミングが悪くて、アポイントを取った今日でさえ彼は夕刻7時過ぎじゃないと時間が取れないと言う。忙しいのだ。

ま、こちとら観光旅行のついでにってことでいいのだ。
そのほうが気楽なもんで。

ということで、当初朝の5時半に出発しようと思ってたけれど、ゆっくり8時に家を出た。
体調不良の息子はまだ起きてない。
弁当は昨日のうちに買っておいたから大丈夫だろう。

(後で聴いたら、なんと今日から北海道旅行だって。なんじゃい!!)



東京フォーラムの中を歩く。
さすが日曜の朝、人は少ない。

東京から東海道線に乗るのが一番早い。
しかし、だらだらとした旅を目指しているので有楽町のガード下で何か食べてゆこう。



ほよよ。
こんなオブジェもあるんですな。



これって前からあった?



食安で飲んでいる人は誰もいない。
私もちょっと飲む気はない。



まんぷく食堂にでも寄ろうと思ったら、意外にも空腹じゃないことが分かってパスすることにした。そうか、そうか、考えてみりゃ朝食しっかり食べていたな。



有楽町をスルーして、結局新橋まで歩いた。
歩くのは気持ちがいい。
人の少ない東京はいいね。



そうかあ、今日はクリスマスだな。
デコレーションされたSLを観てやっと気づく。w

9時30分過ぎ。
東海道線の小田原行きに乗る。



東海道線の車中から。
本気出して走る貨物列車。

千葉を走るスピードとは比較にならないね。



小田原に近づいた。
茅ヶ崎辺りから富士山が右前の車窓からずっと見えていた。

小田原には10時50分頃着。
そこから熱海行きに乗り換え。
約15分くらいの待ち。

いつの間にか晴れていた。

富士山の右側にぽこんと突出した山は金時山。
ここ、実は未踏なのだ。
行ってみたい。



大雄山線。
そういえば、その路線って乗ったことがないな。



伊豆箱根鉄道だって。
いつか乗ってみたいな。



この色合いがいいな。

終点の大雄山最乗寺は、有名な寺のようだが、私は知らない。
木更津に於ける鹿野山の神野寺のような存在なのかなあ。



伊豆クレイル。
観光列車だということだ。
知らなかった。

2016.12.25

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湯河原でそば


11時30分。湯河原着。
小田原を出るときに終点の熱海で何か食べようと思ってたが、湯河原で下車したことが無かったもんで、気まぐれに降りてしまった。ひとっ風呂浴びたいとも思ったので・・・。

ま、それもあるし、実は湯河原は以前から行きたかったそば屋があったのだ。
それは手打ちそば「湯蕎庵(ゆきょうあん)たかはし」。
美味しくてCPが高いとネットにあった。



湯河原は、お隣の熱海に少し似た雰囲気。
規模はちょっと小さい感じかな。
平な部分が無くて、殆ど坂の街。

温泉街は少し川を山の方面に向かって行かなくてはならない。



駅前ロータリーに面したうどん屋。
ちょっとここも気になるなあ。

https://tabelog.com/kanagawa/A1410/A141002/14003804/

今回はスルー。



やはり駅前ロータリーに面した和菓子屋さん。



同店の「天の川饅頭」のサンプル。



さて、そのそば屋さん「湯蕎庵たかはし」を探したのだけど見つからない。
でも行列が出来ているパン屋の斜め前だということで、そのパン屋さんも視野に入れてナビを観ながら歩く。うーむ。どうもうまくいかない。近くにいるんだけどな。あー、いらいらする。スマホってほんと、難しい。最近は私のイライラの原因になているね。(笑)

たまたま通りかかったおばさんに教えてもらった。
「あそこですよ。」

なるほど、目と鼻の先にあった。

そしてその行列が出来る店には本当に行列が出来ていた。

https://tabelog.com/kanagawa/A1410/A141002/14004024/

食べログでも高評価だ。(そりゃそうか。)



さて、ここが「たかはし」。
割合普通のそば屋さんっぽい。
ただ、縁台が置いてあって、行列が出来ることもあるような雰囲気。



店内はそこそこ広い。4人掛けのテーブルが2卓と、6人掛けのテーブルが1卓。私はその広いほうに座るが、座敷もあって、座敷にはどうだろう、30人くらい座れるのかな。

先客は初老の男女が二組。
地元の方のようだ。

もうすぐ正午なのに、意外と空いているのだな。

なんて、思ったら続々とお客さんが入ってきて、いつの間にかかなり賑やかになってきた。



お値段はそうだな、単品だと少々高めだけど、ランチセットはお得感がある。

私は天丼セットを注文。980円。お安いです。
因みにかけそばは、720円。
ちゃんと手打ちのそばだったらそのくらいが当たり前なのかな。

BGMはストリングス中心。静かにG線上のアリアが流れている。でも若旦那が、そば打ちをやっている音がこだましている。

注文している間にスマホで方々へ連絡を取る。
いけね。ついついFBにもアップした。今日はこの間の反省もあって、あまりFBを使わないことにしている。何故なら電池が無くなるからだ。重要な連絡が出来なくなるといけないので。

予備のバッテリーを持参しているから大丈夫かな。


なんだっけ、この赤い実。
千両?
それともヒイラギ?

待つこと20分くらい、やっと配膳された。
ちょっと長いな。タイミングが悪かったからかもしれない。



うん、いい感じに盛られている。

今日はこれから長丁場なので、酒は我慢する。
飲んだら確実に眠くなってしまいそうだ。



天丼は揚げたて。
サクサクの食感が嬉しい。
具材はまあまあ。



そばは量的には少ないものの、しかし天丼があるから、私はこの量で十分。
それほど角張ってはいない。コシはあるかな。
食べログを観ると硬すぎるという評価もあるが、私はいいと思う。
しっかり冷やして、びしっと締まっている感じ。
香りはそうだな、あまり感じなかった。私のコンディションかもしれない。

でも接客は気持ちよかった。
また来たいと思うよ。
ご馳走様。



店を出たら相変わらずパン屋さんの行列は続いていた。
先ほどよりは少なくなったが・・・。

2016.12.25

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引き続き湯河原を散歩


少し散歩してみる。
駅から少し離れただけで人通りは少ない。



川沿いの道に出る。
向こうが湯河原温泉郷。
ここから3kmくらい歩かなくてはならない。
今回は断念しよう。



旅情が漂っている。
いい感じ。



動かない鳥を発見。
ほんと、ぴくりともしない。



川沿いから駅方向を眺める。

ここから別ルートで駅に向かう。
正確には、ここをまっすぐ行って、突き当りを右に行くと駅。



熱海のように山に建物がへばりついている。



温泉を運ぶトラックなのかなあ。



みかんがなんと1袋100円で売っている。
いいなあ。
ここが最後の目的地だったら買って帰りたい。



そのみかんを売っているのはここ。
ひと気が無い。



バス停の名称にもあるこの界隈では有名な建物。
歴史を感じる。



おお。なんて魅力的なレストランなんだろう。



お安いし。
次に湯河原に来る機会があったらぜひ寄りたい。

https://tabelog.com/kanagawa/A1410/A141002/14028665/



出た!! おしゃれの店。
完全にひと昔前の店だな。
以前は木更津にもよくあったぞ。



出たっ!!! 田舎のイージーライダー!!!





おお。ここも魅力的な店。
熱海よりも断然小規模な街なのに、ざっと見たところ熱海よりも個性的で魅力的な店が多いような気がする。

今回のこの静岡旅行、どうもこの時点で湯河原がメインになってしまった感があるな。



素晴らしい。カフェ?orレストラン?

WEST =
https://tabelog.com/kanagawa/A1410/A141002/14004975/

おー。食べログでなかなか高評価。
改めて訪れてみたい。



中華系の店は久々に見たような気がする。

https://tabelog.com/kanagawa/A1410/A141002/14004390/

餃子は5個で一人前。280円だって。
生ビールが280円は嬉しい!!
センベロ可能。



ここは昔ながらの本格的なそば屋さんかな。
いい感じだ。

小松庵 =
https://tabelog.com/kanagawa/A1410/A141002/14014121/





おお。
この店もなんかいいですよ。

そして意外に安そうだし。

https://tabelog.com/kanagawa/A1410/A141002/14003419/



再び駅前。
みかん350円は前出のあの一袋100円には及ばないものの、一般的な価格よりも幾分お安いのではないだろうか。
そういう気がするだけなのか?



その土産もの屋の二階がそば屋になっている。
おお。ここが食べログでチェックしていた一福庵か。

https://tabelog.com/kanagawa/A1410/A141002/14019059/

おー。ここも魅力的な店だな。

湯河原市、あとから知ったのだが、細川元首相をはじめとする著名な方々がお住まいになっている。そうだろうな、そうだろうな。こういう街ってなんか惹かれるよね。
あ、舛添要一氏の別荘もここだ。(笑)
かつてジミー竹内も出演していた湯河原音楽祭(←タイトル忘れた)は今でもやっているだろうか。ありゃりゃりゃ、検索しても出てこない。無くなっちゃったみたいね。残念だなあ。一度お誘いを頂いたのに、予定が重なって行けなかったんだよね。残念だった。



12時55分。
熱海行きの列車待ち。
向こうの山のトンネルをくぐると熱海だ。

2016.12.25

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吉原からの富士山


新幹線に乗ると、この辺りのどこかで下車して富士山をじっくり眺めたい。或いは写真撮りたいという衝動がよくある。今回は鈍行だし、時間に余裕があるので、それが実現できた。

徐々に雲が多くなってきそうなので、吉原で下車する。

しかし、平塚辺りでくっきりとほぼ全容が見えた冨士も、残念ながら大半が雲に覆われてしまっている。幸いなことに真っ白い頭頂部はしっかり見えている。

上は駅頭からの富士。



駅を北上する。
やはり富士は雄大だなあ。

右はグーグルマップのページの中にあった富士山。撮影時期はたぶん今頃じゃないかと思う。

と思ったら2016年5月だって。
ふーん。そうなのかあ。

雲が無くここまでくっきりとした富士を間近で観たことは滅多に無い。
また吉原に来ることがあれば、是非その日はこうであってほしい。



ほぼ真南からの富士は剣ヶ峰がどこなのかというのがすぐわかる。




ご承知のように吉原、そして富士は工業の街で有名。
製紙工場がたくさんある。
市街地はJR吉原駅から離れている為に駅周辺は殺風景。

かつては吉原市だったが、お隣の富士市と合併したので現在は富士市吉原となっている。

これは沼川という駅近くを流れている川。
あ、流れているというよりはまさに沼のように流れが完全に停滞しているような感じ。



この辺りはかつて左冨士の名所だったという。
昔のイメージと今はまったく異なるね。



駅の南側に行ってみる。
田子の浦港の一角だ。

この辺り唯一のスーパー。
残念ながらお休み。
残念ながらというのはビールを買いたかった。



商店街のようなものを発見。
残念ながらどの店もお休み。



駅から2分くらいの公園内に津波の時の避難タワーが出来ていた。
もちろん東日本大震災のことを踏まえて建設したと思う。

以前沼津に行ったときも津波を想定した水門があったのを思い出した。

上はその避難タワーからの富士山。



方角的にはたぶん愛鷹山の辺りかな。



田子の浦港の一部。

この避難タワー。未来永劫使われないことを祈るが、万が一有事にひとりでもこれのお陰で助かる人がたくさんいることを祈りたい。



駅の南口。
これから東海道を下る。



おっとその前に岳南電車を観て行こう。
駅はこの階段を昇って北側に降りたところ。



駅はこれ。
近寄りたいけれど、実は乗る予定の電車が到着してしまった。(汗)

車両は右。
ニフティのデイリーポータルZというページから勝手に拝借した。ところで、どこにあるのか過去に私の記事も同サイトでご紹介くださった。もう5年くらい、いやもっと前だったかな。懐かしいぞ。

その同ページの紹介では「工場の中を走る岳南電鉄」となっている。動画もある。うわぁ、いい感じ。ここも行ってみたい場所になってしまった。

富士山もよっと良く撮れる日にも訪れたい。
うーむ、吉原、気に入ったぞ。

http://portal.nifty.com/kiji/141016165399_1.htm

失礼。「工場の中を行く岳南鉄道に興奮」が正しいページ名だった。



14時16分。(← デジカメの時計が正確ならば)
島田行きです。
目指すは丸子宿。
静岡のひとつ先の安倍川で下車する予定。

清水辺りからいい感じで富士山が観えた。
この路線の車窓は楽しい。

草なぎ辺りの北西方向に双耳峰の竜爪山がよく観える。
ここもいずれ登りたい山だ。
(右の写真)

双耳峰と言えば、鹿島槍が有名。あと由布岳。そして箱根の二子山。この竜爪山は以前から知ってはいたものの、今回初めて名前を知った。

そうそう、今回この山の左奥のほうに遠く白銀の南アルプスの連峰が見えた。ちょっと嬉しいね。

2016.12.25

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東海道丸子(まりこ)宿を歩く


15時20分。安倍川駅に到着。
丸子宿はここから少し距離はあるが、歩いてゆく予定。

同駅は、広場が無い。
住宅街の中の駅という感じ。

少し広い道を求めて細い路地を歩く。
すぐに新幹線のガードを越える。

この辺りの新幹線、住宅街にも関わらず、また静岡駅の隣の駅にも関わらず猛烈なスピードで通過する。凄い凄い。



住宅街の中に小さな神社。
観光地でもなんでもない。
でも、本日一番最初に出会った寺社仏閣なので、丁重にお参りする。



こういうのが町内にあるのは羨ましい。
ベイタウンにはもちろんないしな。



自作なんだろうね。
見たことない3輪バイク。



ここも観光地ではない。
地元の人たちだけが知っているというような寺。
明光寺という。

ここで長田街道を北上し、鎌田の交差点を西にまっすぐ行くと丸子宿。
所用時間は20分くらいと見た。



テイクアウト専門の寿司屋さん。
関東では見かけないよね。

それにしてもテイクアウトだけなのに店舗は大きいぞ。

前述のように鎌田の交差点で出会う東西に走る道を左折する。
そこが旧東海道なのかな?



おお。
いい感じの店発見。
静岡おでんと、焼きそばと、お好み焼き屋の店だって。

帰りに時間があれば寄ってみたい。



どことなく旧街道という雰囲気が漂い始めた。



雰囲気もいいけれど、だいぶ日が傾いてきた。



もうすぐ丸子宿入口。
ここまで安倍川駅から25分ほど歩いた。
ちょっと歩き疲れてきたかな。



ここで道が分岐している。
尚、スマホのナビは、後8分と表示している。

え?
まだ8分もあるの?

ちょっとびっくり。
安倍川駅からかなり遠いじゃん。



なんとなく古い家も点在してきた。
いよいよだな。



ツタが紅葉してる。
トタンとツタって相性がいいな。



見付跡だって。

要するに赤坂見附の丸子版だな。



ここから道が急に細くなる。
昔の雰囲気がますます色濃くなってきた。



郷愁だなあ。
ぐっとくる景色になってきた。
素晴らしい!!

こういうところに住みたい。
甘っちょろい考えだね。すみません。

住めば都とは言えども、山間のこういうところって、絶対に寒暖の差が激しくて、大変そうだ。



こりゃまた渋い酒屋。
この後に予定が無ければ地酒などをお土産に買って帰りたい。



やっと観光客らしい人影が出てきた。



明治天皇がお越しになって、ここでご休憩されたという記念碑。



古い建物が少しずつ増えてきた。
とは言ってもここ10年くらいでかなり少なくなってしまったんだろうね。



お茶の販売店。

2016.12.25

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とろろ飯を食べる


到着した。
丁子屋の駐車場。
そして売店。



いいねえ。
風流!!!



亀ちゃんが歌川広重の絵に出てくるあの店だと教えてくれた。
今迄そのものズバリだとは思っていなかった。



丸子川の橋に架かる反対側観た丁子屋。



丸子川の上流を望む。
東名高速道路のフェンスが見える。



大阪、京側の見附跡。





さて、中に入る。
わくわく。

既に門松が出ている。



入口の反対側に囲炉裏端がある。

カウンタで一人だと告げると、たった一名の為にわざわざ奥の広間に案内してくれる。



長い廊下を歩いて大広間に到着。
途中も趣のある光景が広がったが、店員さんに案内されている最中なので、立ち止まることが出来なかった。

接客は素晴らしい。とても丁寧だ。嬉しくなってしまう。



お茶はたっぷり。
さすがにこの時刻は空いている。
広々とした大広間に私を含めて6人だけ。
寂しいくらいだ。



注文は、とろろ飯の「丸子」。
お値段は税込で1,440円。
これが一番安い。

安くても、ごはんはおひつにたっぷり入っているので、それを全部食べたらお腹いっぱいになることは必至だ。

他に何か一品料理を食べたかったが、この後に静岡おでんが食べたかったし、更にその後、飲む約束もあるので、これだけにする。



ごはんを盛る。



いいね。麦版入り。



旨そう。



写真を撮った後、もうなんというか数秒でこれを食べてしまった。
それほど旨い。

すぐにお代わり。
いやぁ、旨いっ!! 旨すぎる!!!

ご馳走様!!!
満足、満足。



うー。この茶碗ほしい〜〜。
荷物になるから当然諦め。



資料館があり、無料で観覧できる。
その一角に十返舎一九の木像がある。





ところで、とろろ飯の店はもう一軒ある。
わずか50mくらい離れたところにあるこの店。

静かに食べたいとき、また丁子屋が休みのときはこちらで食べてもいいかもしれない。
お値段的にはそれほど変わりないみたい。

一松園 =
https://tabelog.com/shizuoka/A2201/A220101/22000422/

2016.12.25

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静岡おでんを食べる


16時半。丸子川沿いの遊歩道を途中まで下る。まだ時間はたっぷりある。引き返して先ほどの「ばん」という店で静岡おでんを食べてゆきたい。おでんを食べるというよりは、ちょっと飲むという感じだな。丁子屋でそこそこ満腹なので、一所懸命歩いて運動するのだ。



ちょうど日没の頃だ。



南天の葉と実がトタンの壁にマッチしている。



民家の家の窓に干し柿。



夕闇迫る丸子川。



弧を描く見事な石垣。



でれでれ歩いて到着。
16時50分。
意外に早かったな。

やはり呑むとなると、元気で歩いてしまうのだということの証明だすね。(笑)



メニュー。
静岡おでんがめちゃ安いということが分かる。
40円の串、50円の串なんてあるぞ。

店はおばちゃん達3人で切り盛りしている。
ご家族での経営だろうか。
それともパートさんなんだろうか。
皆さん気さくな感じ。

先客はお二人だけ。



真っ黒い出汁の中に浸かっているおでん達。(笑)
一応串の色を見ながらチョイスする。

おっと、完全なるセルフ。
おでん鍋を囲んで座り、自分で好きな串をチョイスして食べる。

対面に若いカップル。
いいなあ、こんないい店でデートなんて。



ビールも基本的に自分で冷蔵庫から出す。
キリンの大びん、よっしゃっ、冷えているぞ。

一人だけど、すげえ楽しい。



手前は黒はんぺん。
無印の串だから90円ってことかな。

あ、違う。無印は50円だ。
竹輪は青串だから40円。

し、信じられない安さ。
どうなっちゃってるんだ!!!

後で、清水の友人に聴いたところ、静岡おでんのルーツは駄菓子屋で、こども達がじゃり銭を持って食べに行ったそういう世界なのだそうだ。だから、安いのはその名残。

そうかあ、そういえば、富士宮の焼きそばもかつてそんな感じだったらしい。

私の実家の木更津の駄菓子屋でも具の無いお好み焼きなんてセルフだったもんな。



食べ終わった串で料金が計算される。
なんだかんだと、ちょうど10本注文。
旨いのでたくさん食べてますね。

甘味噌をかけると更に旨味が増す。
うわー、すげえ楽しい。



更に追加。
一番下は牛筋。
ダイコンも食べたかったが、テイクアウトのお客さんが全部買っていってしまった。それと、玉子とウズラも同様。追加してくれたけれど、でも真っ黒になるまでは暫くかかりそう。

わーん。

そして先ほどのカップルがお帰りになり、新たに若いお父さんと女の子がやってきた。
そうかあ、ここでおやつを食べさせるちゅうのはお父さんの株が上がりそう。
それでご予算少々。

その若いお父さんはクルマで来られたのか飲酒もしてなかった。



あー、ビールが旨い。
最高だすな。

さて、あまり長居しないで清水に移動しよう。

いやぁ、この店、凄く良かった。
また来たいな。
ご馳走様。

2016.12.25

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清水で旧友と飲む


18時30分。
約束の時間よりも30分早めに到着した。
おでんとビールで腹いっぱいなので、約束の時間まで歩きまわることにした。



そうかそうか、こういう垂れ幕が出ているんだね。
おめでとうございます。

この清水銀座は、2年前にも来た。
あの時も今日会う友人のことを実は思い浮かべていた。

http://www.oretachi.jp/shiba/zaki31/shibazaki_1538.htm



ここにも「おめでとう」の垂れ幕。



ここで飲む予定。
まぐろが旨いらしいので、もうちょいと動きまわって腹を減らさないといけない。(笑)

それにしてもここ、メニュー見る限りまぐろ丼などが安い!!!
楽しみ。

https://tabelog.com/shizuoka/A2201/A220102/22015589/



ここは昆布屋さん。
次郎長屋だって。



ラーメン「麺神」。
胃袋がもうひとつあれば・・・。

https://tabelog.com/shizuoka/A2201/A220102/22026144/



おお。いい感じの居酒屋。
ここ行きたい。



うわーー。清水名物もつカレー。
これもまだ未経験。
食べてみたいぞ!!

https://tabelog.com/shizuoka/A2201/A220102/22024485/



今日は休みなのかなあ。
シャッターが閉まっていてもいい感じなので、写真撮っておいた。

あらー。ここ食べログに出てないのかな?



ほほう。ベイタウンみたいな雰囲気。



これは清水駅の東口にある高さ10mはあろう大きなツリー。
しかし、この場所で観ている人は殆ど無いような気がする。

さて、うまく時間調整をしたので、待ちあわせ場所に移動。
ここから飲んでいる写真はカット。(一応写真は撮ったけれど。)

短い時間だったが、とても楽しかった。
こんどはいつ会えるだろうか。
距離的なものもあるし、時間的なものもある。

冗談抜きで、これが最後かもしれないな、とお互いに呟いていた。
そうだよね。

寂しいことだけど我々の年齢を考えるといつでも会えるってことは無いよな。
さらばとは言わない、あっちで会えたら会おうぜ。



熱海から新幹線を使わなくては帰れなくなりそうなので、少し早いけれど、20時30分、お開きにする。奴がもつカレーを買ってやろうかと言った。荷物になるからと断った。いい奴だ。



彼が帰っていった後、改札をもう一度出て、駅近くのドラッグストアでこれ買った。
安物だけど、一応ホンモノのビール。(笑)



反対側の列車が来た。
熱海行きが来るまで、先ほどのビールをちびちび。
段々気温が下がってきた。

帰りの列車は熱海行きも熱海から東京行きもたっぷりと睡眠が出来た。



新橋駅のSLもクリスマスモード。

有楽町で降りて京葉線のホームまで歩く予定だったのに、このイルミが綺麗だったので、つい新橋で降りてしまった。

あ、明日新橋に用事がある。



ベイタウンにはなんとか24時前に戻ってこれた。
疲れた。
いや、そうでもないか。
電車の中でたっぷり寝たので、割合疲労回復している。

それより、右ひざが痛い。
それと、十年くらい前に患った首から来る左手の痛みがまた襲ってきている。
辛い。

酒飲んで酔っ払って痛みを誤魔化そう。(苦笑)

2016.12.25

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2016/12/25
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