「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
しばざ記
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「むらさき(村さ来)と下北沢音楽祭」
安くて、うまくて、居酒屋チェーンの先駆けだった「むらさき」

おそらく現在のベイタウン住民で、「むらさき」(村さ来)に一番最初に行った人物じゃないかと思う。まだ「むらさき」が代沢(下北沢の近辺)に1店舗しかなかったときに私は行っている。自慢でもなんでもない。今でこそ居酒屋チェーンとして全国的(?)に有名な「村さ来」も、当たり前だけど、最初は1店舗からのスタートなのである。正確に何年前の話か分からなくなっている。

とにかく「むらさき」は安かった。つまみが、普通の居酒屋の5割から7割くらいの値段だったし、メニューも豊富だった。まだ「白木屋」とか、もちろん「笑笑」、「魚民」なども無かった時代である。ひょっとすると「喜んで!!」でお馴染みの「庄屋」もなかったかもしれない。ああいう雰囲気の店の草分け的な存在だった。ライバルになるかどうか、「養老の瀧」、「酒蔵・駒忠」は「むらさき」よりもかなり前から存在していたが、対象がいわゆるおっさんであり、「むらさき」は若者にかなりアピールしていたところで、路線は異なる。

一番上の写真は、1979年のタウン誌「しもきた」。当初は「むらさき」という店名が、この広告の中では既に「村さ来」になっている。それと、今、「村さ来」のホームページで見たら、創業の地は経堂になっている。前述の通り代沢の「むらさき」が1店舗目だというのは、どうやら思い違いだったようだ。因みに、経堂の「むらさき」にも行ったことがある。現在「村さ来」は加ト吉のグループ。


下の写真は1979年のメニュー。




今から29年前とはいえ、焼ハイが70円というのは凄い。

ところで、この「しもきた」には第1回下北沢音楽祭の模様が特集で掲載されている。私は残念なことに、このイベントには行けなかった。友人に聞くと、そりゃ凄いイベントで、まるでウッドストックだね、と言っていた。友人も私もウッドストックは映像で観たことしかない。でも、「しもきた」に掲載されている写真を見るだけでもそういう雰囲気が漂っているのが分かる。

第1回下北沢音楽祭の出演者は、以下の通り(順不同)。
クロスウインド(小川銀次ほか)、山岸潤史セッション、鈴木勲とニューファミリー、安田南(p:山本剛)、亀淵友香(渡辺文男クインテット)、ダディ竹千代と東京おとぼけキャッツ、あがた森魚、RCサクセション、カルメンマキ&ナイトストーカー



翌年の1980年にこのイベントが第2回として再び開催されていたら絶対に行っていた。でも、開催されなかった。何故ならば、開催地だった空き地では、本多劇場の建設が始まったからだ。


*  *  *


そうそう、実家の私の部屋で、「下北沢フォービートソルジャー」という漫画(上下)が出てきた。懐かしい。検索したら、その漫画の舞台になったライブハウスの「レディ・ジェーン」が引っかかった。そうだ、すっかり忘れてた。そのお店にも何回か行ってた。

http://www21.ocn.ne.jp/~bigtory/shukusai/shukusai15.html


2008/2/27
しばざ記 417

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