ケリーちゃんのコラム 俺達のコラム
クリーニング屋さん


先日、宅配業者の方が千原ジュニアに似てるって書きましたが、うちに集配に来てくれるクリーニングのお兄さんは、お笑い芸人のクロちゃんに似てます。大変腰の低い礼儀正しい業者さんで、出かける時マンションの下で出会うと、「いってらっしゃいませっ!!」と頭が地面につくかと思うぐらい丁寧にお見送りをしてくれます。

そんなクロちゃんは朝9時半ごろやってきます。インターホンのモニターにクロちゃんがうつると、次に玄関のインターホンが鳴るまでの間に私はパジャマみたいなどうでもいい格好から、ばばば〜っと洋服に着替えます。その私の早着替えを、娘たちはいつも大笑いしながら見ています。何か着忘れてない??と娘に確認を求めたりします(笑)これはくろちゃんに限らず宅配便が来た時も同様です。なんだかみんな朝早く来るのです。

数秒前までとんでもない格好だったとも知らずに、くろちゃんは、「今日はこれをお願いします、」とすましてYシャツやスーツを出す私に、いつもとても丁寧な対応です。ある日、私がスーツ(背広)の上下のポケットの中身をお金や名刺が入っていないかな、と、ごそごそと確認しながら渡すと(たまに千円ぐらいはいっててラッキーなこともある)、くろちゃんが、「時々なんですが、奥様たちにはお見せできないようなものがポケットにはいってることがあるんですょ〜〜」とめずらしく冗談を言いました。(この場合くろちゃんは広く一般的に時々、という意味で言ってます)私が「どんなのが入ってるんですか?」と聞くと、「いえ・・それは言えませんが、まあ、ちょっと言えません・・・」そこまで言ったら知りたいなあ(笑) 私はすかさず「そういうの見つけたら返すんですか?」と聞いたら、「いえ、とんでもございません、こちらで処分いたします」と汗をかきながらくろちゃん。私が「うちは見つけても戻しちゃっていいですよ〜(笑)」と言うと、「いえ、そういうわけにはまいりません・・・」とまじめに答えるくろちゃん。タイトルは、家政婦は見た、じゃなくて、くろちゃんは見た、ですね(笑)

20010/2/17  著者: ケリー


著者プロフィール ケリー:

主婦。高校生と中学生の2児の母親。幕張ベイタウンには初期からの住人。現在は事情により都内に在住。(いずれまたベイタウンに戻る予定)
特技はピアノ。クラシックを主に弾く。また、絵画、写真などを得意として、「ベイタウンはっぴーもーる」のスタッフとして参加。2000年の秋頃よりベイタウン中年バンドでキーボード奏者として活躍する。同バンドの10周年の2010年、ロックコアでイメージキャラを勤める。また、くいしんぼトリオというユニットで「食」のリポーターとしても活動を始める。
(2010年3月現在)


著者近影(2010年2月)


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