ケリーちゃんのコラム 俺達のコラム
ベイタウン・オータム・フェスタ



昨日は冬のような寒さの中、ベイタウンでのオータムフェスタに参加させていただきました。私はウールの立襟のコートにファーをまいて、ロングブーツにカイロ持参という真冬の防寒並みの格好でしたが、それでも寒かったので、もう少し薄着だった方はさぞ寒かったのではと思います。

昨日はなんと初のオールピンステージ。同じくオールピンでご出演のKAZさんと、昼から控え室でその時を待ったのでした。ドキドキ・・・。控え室で井手さんたちの軽いリハを聴かせていただきました。軽いリハなのにすばらしくて聴きいっちゃいました。その後、KAZさんと、なんで家ではあーんなに気持ちよく弾けるのに、ステージになると違う自分みたいになっちゃうんだろう??とか、ステージになると普段はぜったい弾かないようなコードとか弾いちゃったりする、とか、一人だから一旦自分を見失うとそのリカバリーが大変だ、とか、ちょっと弱気になりながら励まし合ってました(笑)KAZさんはそうはおっしゃってもすごいですが・・・。

会場に行くと、各楽器、分野のスペシャリストである、S川さん、じゅんさん、タッキー、そしてのちほど演奏される海江田さんが来てくれてました。わ〜〜、みんな私より100倍ぐらい、いやそれ以上の経験と技術お持ちの方ばかりです。またまたドキドキ。でも、始まる前、みんなとおしゃべりをしてかなり笑って、ちょっとリラックスできました。ありがとうございました。 そうそう、じゅんさんとたっきーの、曲間の「あいの手」がとってもうれしかったー。沿道の声援で元気になるマラソンランナーの気持ちがよくわかりました。演奏の合間におじちゃんのことをチラっと見ると、ニコニコと聴いてくれていたので、あ、これでいいのかな、なんて思いながら突き進みました!いやぁ、ほんとにみんながいてくれて心強かった。

実は今回、曲のセットを2日前に全曲変更するというかけに出ました。それまで決めていた曲はちょっと安易すぎました。これじゃせっかく聴きにきてくれる人がつまらないと思ったからです。

10曲ぐらい候補を出して、全部弾いてみて自分が一番気持ちよく弾けて、なおかつ私と同じようなパパ、ママ世代に親しみのある曲にしました。変更後の曲でジャズ風アレンジのものは、変更前のものより難しくしたので慣れないヴォイシングを何度も何度も弾きました。

だいたい合ってる音ならまだしも、スケールとかでけつまづいて、あっちゃー、となることだけは避けなければ・・・。緊張したときに一番頼りになるのは、自分のカラダで覚えてる感覚だからとにかく指に覚えこませました。一人だからぜったいに止まれない。リズムキープも自分でやるしかない。大失敗しておじちゃんの顔にドロを塗っちゃいけない。古典的な表現ですみません(笑)とにかく、その日はパソコンも携帯も封印して、覚悟を決めて練習しました。今回こうして練習して、あ、練習ってこうやってするんだったな、と昔自分が普通にやってたことを思い出しました。それはなんとなく今後の自信につながるような気がしました。まだまだだけどがんばろ!(私の話はここでおしまい)

私の仲間のKAZさんは、ご本人は寒さで手がかじかんで思うように動かない場面もあったとおっしゃってましたが、なんのなんの、まるでプロのギター奏者のようでした。弾きながら弦を見つめるクールな表情がかえって落ち着きを感じさせてとてもよかったです。

そしてもう一人のお仲間の海江田さんトリオ。初めてゆっくり聴かせていただきましたが、なんだかジャズバーにいるような演奏そのものでした。みなさんの息もぴったり。すごいなぁ。そういえば最近行ってないなあ、ジャズバー。。。

わー、書くことがいっぱいあって書ききれない、けどだいぶ書いちゃった・・・。おじちゃん、ありがとー。いろいろお疲れ様。

今日は一日中雨ですね。

2009/10/26  著者: ケリー


著者プロフィール ケリー:

主婦。高校生と中学生の2児の母親。幕張ベイタウンには初期からの住人。現在は事情により都内に在住。(いずれまたベイタウンに戻る予定)
特技はピアノ。クラシックを主に弾く。また、絵画、写真などを得意として、「ベイタウンはっぴーもーる」のスタッフとして参加。2000年の秋頃よりベイタウン中年バンドでキーボード奏者として活躍する。同バンドの10周年の2010年、ロックコアでイメージキャラを勤める。また、くいしんぼトリオというユニットで「食」のリポーターとしても活動を始める。
(2010年3月現在)


著者近影(2010年2月)




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