「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。罵詈雑言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。いや、もうじじいの領域か。すみません。
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横川まで行って釜めしも食べずに・・・。
せっかく横川まで行ったのに、釜めしも、めがね橋も、無し。まして、ちょっと足を延ばせば軽井沢まで行けたのに、なにひとつも目的を達しないまま帰ることに・・・。(笑)


今日も猛烈に暑いっす。本当にイヤになってしまうよ。てっちゃんパパさんのメールでは、チリも真冬なの30度とか。どうなっちゃってるんだ。でも、ロンドンのNちゃんのメールではな、な、なんと18度くらいにしか気温が上がらなく、朝晩は9度まで下がっているそうだ。むむむ。それもちょっと寂しいよね。


というわけで、午前中は用事やら仕事やらでバタバタしていたものの、ひょっとしたら午後からお客さん等に迷惑かけずに遠出が出来るのではないかと急に思って、お昼を回ってから慌てて出かけることにした。行き先は群馬県渋川市。そこに後輩が数年前にオープンした居酒屋というか、BARというか、そんな店なんだけど、最近連絡があって、「ぜひぜひ遊びに来てください。」ってことなんで、ままよ、って出かけたのである。

いつかは行こうと思っていた。でも、遠いしなあ、お金もかかるし・・・。そんな時に使えるのが「せいしゅん18きっぷ」。5枚綴りだから、今回使ってもあと4回はどうするんだ的な悩みがあるけれど、ま、いいか。とにかく、のんびり行こう。昼から出ても余裕なのだ。

というわけで、5分で準備完了。外に出た。

上は、デリヤマの隣の床屋さん。



ひょえ〜、雲一つないよ。
なんだこの暑さは。

広島のほうでは土砂崩れで大変なことになっているというのに、あまりにも違う気候。
広島の被害に遭われた方、本当にお気の毒です。



駅まで歩くだけで汗びっしょり。

ここで、妙案。
渋川の店はどうせ夜なのだから、その前に横川経由で軽井沢にちょこっと寄って、リゾート気分を楽しんでから行くっていうのもオツだな。

だとしたら、やっぱ、せいしゅん18きっぷを買うしかない。(笑)

11,850円っす。



上野駅に到着。
14時45分。

いちばん下のホームの14番線の高崎線に乗る。
その前に慌ててニューデイズで昼メシ代わりのビールとおにぎりを購入。



一番後ろの車両が荷物専用になってるんだね。
こういうのって久々。



席は空いていたものの、隣の人に悪いかな、ってんで、尾久の辺りで、ぷしゅーっと。とにかく喉がからからなのだ。この銘柄は初めてかな。さすが夏休みだけあって、4人がけのボックス席でビールを飲んでいるおとっつぁんを何人か発見。



尾久の辺りの操車場を通過。
強い太陽光の当る側のドアにもたれているが、冷房がばっちり効いていて、少しも暑くなかった。「少しも暑くはないわ〜♪」(笑)



おにぎり。
指の反射光がきつくて、真っ白に飛んでいる。

大宮の辺りで、座席に着いて、いつしかうとうと。



上野から約1時間。
日本一暑いってことでおなじみの熊谷着。(14:57頃)

再びうつらうつら。



おおっ!
深谷の駅舎が凄いことになってるぞい。

深谷と言えば、あのUクンが20代の頃、奥さんから包丁を突き付けられたという結婚生活を聴いた印象が強い。あ、それと、今、私の姪が住んでいるところだったな、確か。(笑)

それにしても遠いなあ。



はい、やっと高崎に到着。15時30分。
出発から実に3時間っす。
さすが、鈍行の旅。

降りたホームのすぐ近くにこんないい雰囲気の立ち食いそば屋さんが・・・。

食べたいけれど、実はそんなに腹減ってない。
むしろこれから行く横川で釜メシをたべないとね。(笑)



高崎線のホームの南側はなんと八高線のホームになっている。



高崎駅で、信越線に乗り換えて、横川まで。
乗り換えに20分ほどあったので、西口に出て駅舎を撮る。
駅舎というよりは、巨大なショッピングセンターだね。

高崎駅って、ずいぶん久々に降り立ったけれど、こんなに巨大になったのっていつなんだ。

しかし、暑いな。気温は35度はありそうだ。(汗)

2014.8.22

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信越線で釜めしの横川駅まで


さて、高崎駅から信越線に乗り換えをする。便利な切符を持っているので、駅からするするっと出たり入ったり出来るのが嬉しい。



これが信越線の車両。
この辺りに良く見かけるカラーリングだ。



信越線と言っても、今や横川までしか行ってないので、名ばかりになってしまった。
なんだか寂しいよね。



安中を過ぎた頃、気づいたら、な、なんと私が乗っている車両の乗客は私だけになっていた。あんりまあ。(驚)



松井田の手前辺りから車窓に妙義山の奇峰が見えだして、嫌でも旅情が沸いてくる。しかも、一人旅だし。



横川駅に到着。
16時30分。

ここからは、バスで軽井沢に行くことになる。



懐かしい!!!

横川の駅前でも、暑いことは暑い。
でも、幾分涼しいかもね。



横川駅は終点で、そこからかつての軌道が道路に埋まっている。
なんか哀愁だなあ。
勿体ない。



ここからバスに乗るのだ。
いや、待てよ。
時刻表を見たら、17時過ぎまでバスが無いよ。
つまり、軽井沢に行っても暗くなってしまうのだ。

うーむ、どうしようかなあ。

ちょいと思案橋。

で、目の前に「鉄道文化むら」というのがあって、面白そうだし、とりあえずそこで時間をつぶそうと思ったら、なんと、ゲートを閉鎖しているではないか。あらら。もうおしまいの時刻なんだな。

うーむ、せっかく来たのに。

仕方ない。この辺りを散策して、それで、釜めしを食べ、高崎に戻り、渋川の例の店に行くか。それがベストだな。



いい塩梅にその「鉄道文化むら」の脇にアルプの道というのがあって、そこを歩いて行ってみることにした。



怪しげな雲が沸いてきて、太陽が隠れる。
うーむ、大丈夫かなあ。
なんとなくイヤな予感。



「鉄道文化むら」をちょいと高みの見物できる。
うーむ、でも中に入りたいなあ。



おお、いいね、いいね!!!



電気機関車は、実際に動いている。
観光用だとしても本格的。
いやあ、楽しい。



ちょいと脇道を逸れたとこにある碓氷関所。



おじぎ石だって。
なるほど。



民家のアンティークな看板。
これは狙っているのか、それとも、昔からそうなっていたのか。

でも、雰囲気からしたら、かつてからあったように思えるな。

2014.8.22

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アプトの道


アプトの道の歩き始めのところで、ぱらっと雨が降った。
ほんの2、3分程だったし、幸いなことに小さな屋根付きの祠があったので、そこでやり過ごした。その後は、また日差しが戻った。今回、殆どが電車の旅だろうしということで荷物軽減の為に傘は持ってなかった。

ま、でも、大丈夫でしょう。

「鉄道文化むら」を過ぎた辺りからかつての信越本線の軌道の上を歩く。
これはいい。
左側は、現役の線路。
現役といっても、観光用に残されたものだ。
後で調べたら、観光用のトロッコが運行しているという。



アプトの道は最初の緩いカーブを過ぎるとご覧のように、長い一直線の区間になる。
そして、徐々に高度を上げてゆく。

いったいどこまで続いているのだろう。
あ、そうか、かつての信越本線の後なんだから、ひょっとして「めがね橋」の辺りまで続いているのだろうか。
などなど色々と思いを馳せながら歩く。
仮にそうだとしても、時間の関係で今日は無理だな。



振り返ると、妙義山の峰々が素晴らしい。



今は使われなくなったこういう機械がところどころにあって、そういうのも見どころ。

こりゃ、鉄道マニアにはたまらないや。



高速道路の下を通過。



前方になにか見えてくる。

上下に信号機も発見。



再び振り返る。
素晴らしい景色。



おお、なんだ、なんだ、これは。



おーっ!!!
素晴らしい建物だ。

なんと、ここは旧丸山変電所ということだ。
変電所なのにこんなモダンな外観というのが素晴らしい。

まったく予備知識無しでいきなり出会ったので、感動もひとしお。

いや、待てよ、信越本線がまだスイッチバック方式で碓氷峠を走っていた頃に何度か乗っているので、この建物は観ているかもしれない。



峠の湯まで1km、碓氷湖まで2.1kmという標識。
そのくらいの距離だったらさらりと行けてしまうが、残念ながら現時点で17時10分。
明るいうちに横川駅に戻り、釜めしを食べるのならここで折り返したほうがよさそうだ。

という決断をする。ま、しょうがないね。
遠い先になりそうだが、いずれまたこの道を歩きたい。



丸山変電所の前には、観光用の「まるやま駅」がある。
「クマの出没に注意してください。」とある。
うーむ。

2014.8.22

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突然の雷雨


戻り道。途中まではのんびり歩いたが、遠くで雷の音がする。
太陽は出ているものの、上空がにわかに雲で覆われている。

ひょっとすると雨が降るかもしれない。

ちょっと急ぎ足。

雷はどんどん近づいている。
冷たい空気が流れてきている。

かなり焦る。
全身から汗を噴出させながら、やっと駅にほど近いところまで来た。
小雨がパラつく。
この程度ならば大丈夫。



旧道に出る。
どの店もシャッターを下ろしている。
歩いている人は誰もいない。



駅前の釜めしの「おぎのや」に到着。
あらら、既に閉店している。

あーーーっ!! ショック!!

たべたかった。
しかも、空腹!!


この時、突如、いや、ほんと、突然、上空を物凄い速さで雨雲が押し寄せてくる。本当に凄いスピードで秒速何十メーターというような速さなのだ。どんなに足が速くても間に合わない。それにともなって、物凄い風。そして、叩きつけるような雨。駅から4、50mの距離なのに、駆け足で走ったのに全身びしょ濡れになってしまった。

驚くほどの速さ。秒単位の速さだった。こんなに速く雨雲が移動するのを初めて体験した。

駅に駆け込み、服の上からタオルで何度もふきながらそこで雨宿り。
まいったまいった。



すぐにやむだろうと思ったら大間違い。風雨はどんどん激しさを増してゆく。雷もどんどん激しくなってゆく。凄まじい。

もう釜めしどころではない。

約20分ほど待って次の電車で高崎に戻る。一旦雨は小降りになった。しかし、乗り込んだ電車が松井田付近に差し掛かると、雨は滝のようになってきた。凄まじい雷鳴が轟く。電車がよくぞ走っているなと感心するくらいだ。広島の土砂災害のことも脳裏に過ぎった。けれども、なんとか、高崎に到着。18時20分頃だった。

高崎に到着しても激しい雨は続いている。



ここで上越線に乗り換える。
電車に乗り込むだけでもかなり濡れてしまう程の飴。

高崎から渋川までは30分くらいだろうか。


ところがだ、3つめかな?の新前橋で電車がとまってしまった。
渋川方面の落雷の為の信号機故障だという。

少し待ったが、続報が無い。
現場に係りの者が向かっているが難航しているとの車内放送。

15分経過。
復旧の目途が立たないという。

困った。

約30分待った。まだ動かない。
諦めて、両毛線の高崎行きで戻ることにした。

後輩には、往けなくなった旨を伝える。
とても残念だ。

残念だけど、アルプの道でこの雷雨に遭ってたらどうなったであろうと考え、それはある意味、物凄くラッキーだったわけだ。後輩の店はいずれまたということにしよう。

ああ、釜めし食べたかったなあ。(泣)

2014.8.22

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高崎どかスタ丼


高崎に戻ると、不思議に雨がやんでいた。
良かった。
但し、相変わらず上越線は不通になっている。

空腹なので、高崎名物でも食べてゆくかと、駅の東口側に出た。
何故東口かというと、気分の問題。

雨はやんでいるものの、そこかしこが水浸し。



高崎駅東口は、噂には聞いていたヤマダ電機の本店がどどーんとそびえている。
凄い。JRの駅というよりは、ヤマダ駅という感じ。



ヤマダの前を通り、陸橋を降りたところに、いい感じの店を発見。
「どかスタ」と看板に書いてある。

どうやら豚丼の店のようだ。

すかさず入る。



サイズは4つ。
私は、普通の「どか」を注文。



で、これが「どかスタ」丼。並盛。
うーむ、海苔のレイアウトが残念だけど、ボリュームたっぷり。



味はそうだな、あっさりとしているし、ごはんは大盛りだし、ネギもたっぷり入っているし、いいと思うけれど、インパクトはそうでもなかった。あっさりしすぎている感じだ。

でも、美味しいことは美味しい。

このタイプの豚丼を食べたのは初めてだ。

ご馳走様。

ところで、食べている最中に気づいたのだが、ふたたび大雨となっている。
激しく雷も光っている。

駅から近いとは言っても、絶対にびしょ濡れになってしまう。

食べ終わってから、すぐ近くの陸橋の下で様子を見ていたが、やみそうにないので、駅まで走った。もちろん、案の定びしょ濡れ。靴の中にも水が入ってきて、気持ち悪い。

いやいや、とことん雨に祟られる。
幸い腹いっぱいになったのはいいけれど・・・。


上野行きの高崎線に乗る。
暫くは雷雨の中を進行。

雨域を脱したのは籠原辺り。
相当広範囲に降っているものの、籠原以南はまったく雨の降った形跡が無い。

不思議なものだ。

2014.8.22

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旅の終わりは赤羽で


どうも不完全燃焼で都内に戻ってきた。
そもそも渋川で飲む予定だったので、どかスタで腹いっぱいなのに、なんか物足りない。冷たいやつをきゅーっとやりたい気分。

ということで、一度ゆっくり飲みたいと思っていた赤羽に寄ってみることに。
赤羽は故ジミー竹内氏の家があるところだ。
まずは、東口で降りる。

あやや。
金曜日の夜ってこともあって、駅前は猛烈に賑わっている。



それにしても、赤羽って、こんなに賑やかだったっけ?

さっきまで大雨だった北関東にいたのがウソのようだ。



まずはキャバレー街へ。
この辺りはどちらかというとお高い系だ。



この立飲み屋は、いい雰囲気なんだけど、どうもサラリーマンばかりいる感じで、私には不向きかな。ハイボールが190円とか、酎ハイも230円辺りなので、安いことは安い。
一応、候補に入れて、タウンウォッチングを続ける。
あでも、この時点で21時50分頃なんっすよね。早いところ店を決めないと、飲めなくなるっす。



二十代の頃、何度か行ったLaLaガーデン(すずらん通り商店街)へ行ってみる。
単に懐かしかっただけ。



かつてがどんなだったかというのは、実はあまり覚えていない。(笑)
この通りから横に延びる路地に、結構渋いバーやらスナック、小料理屋さんが点在していて、ツウはその辺りに出没する。



次に、赤羽で最も賑わっているもつ焼き屋がひしめきあっている界隈へ移動。
ここで飲むことにする。



しかし、ども店も満員御礼。
それに、グループで飲んでいる人ばっかり。
一人飲みしている人はいない。

うーむ。入り辛いなあ。

立石のあの雰囲気とは異なる。



今回は飲むのを諦めよう。
次回は、誰かを誘って来よう。

ちょっと悔しいけれど、今夜はおとなしく帰ることにする。



東口の駅前にある渋い立ち食いそば屋にも興味がある。



なかなか良心的なお値段である。
嬉しいっすね。



今度こそ本当に家路に就く。
その前に駅の反対側のコンビニに寄って金麦を買い、ぐびぐびっと。
ああ、旨い。

靴の中がまだ濡れていた。

2014.8.22

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ベイタウン夏祭り 2014
2014.8.30 SAT 15:00〜20:00
今年もやりますよ!!
皆さん、どうぞお越しください!!
各コーナーのスケジュールなど詳細を掲載! 以下をクリックしてください。

http://www.baytown-mall.com/event/natsu-matsuri/2014.htm





ベイタウン夏祭りチラシ(模擬店配置図)に「肌と歯のクリニック 東京ベイ幕張」様が協賛してくださいました。ありがとうございます。上のバナーをクリックしますと、同クリニックのオフィシャルページにジャンプいたします。

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2014/8/22
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