「俺たち2」管理人による戯言
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信州を代表するそば店へ
信州のそば店といってもたくさんあるし、有名店も多い。その中で私が選んだ2店舗は、戸隠の「うずら家」と、軽井沢の「かぎもとや」である。


昨日の信州小旅行では信州を代表するような2店舗へ行った。ひとつは昼、戸隠そばでは人気ダントツで、休日だったら2時間待ちもある「うずら家」(写真右)と、夜に、明治創業の軽井沢へよく行く人であれば知らない人はいない「かぎもとや」である。昼と夜だから無理はしていないが、あと胃袋が2つあったら善光寺界隈のそば店や、戸倉上山田の近辺の地元に愛されているそば店などへも寄りたいくらいだ。

名物にうまいもの無しとはよく言われている。確かにそういうことは多分にある。でも今回訪れた2軒とも単に有名だけではなく、味の評判も非常に高いのだ。期待が高まる。(笑)





まずは戸隠神社の中社の鳥居のすぐそばにある「うずら家」。写真をご覧になってお分かりになる通り、そばは白っぽい更科系である。店頭のウィンドウの中で職人さんがゆっくりと石臼でそばを挽いているのが見える。その奥では茹でている職人さんの姿も観ることが出来る。

店の外には約10人の方が名前を記帳して待っていたが、約30分ほどで中に入れる。私が食べ終わってからは待つ人が2、30人くらいに増えていたので、1時間待ちは覚悟したほうがいいかもしれない。

味は、もう言うことなし。丁寧な仕事をしているなという感じ。そばの香りや甘味も楽しめる。そのまま食べるとそのおいしさを非常によく体感できる。のどごしがいい。上品な仕上がりである。もちろん、本わさびをすりおろしたつゆにつけて食べるのも良い。私が注文した天ざるの天ぷらははアツアツのサクサクでこれまた旨い。1,700円と、若干観光地値段も入っているかもしれないが、いや、この価格でこの味であれば、逆に安いかもしれない。接客の丁寧さも嬉しい。


左: 杉の大木と店舗の間から1階の様子が見える。とてもいい雰囲気だ。
右: 入口のところに石臼が置いてあった。

左: 店に入ると温かいお茶と漬物が出てきた。混んでいるのに丁寧な応対に心が温まる。
右: おろし金で山葵をすって待つ。このひとときもなんとも言えず楽しい。

http://tabelog.com/nagano/A2001/A200101/20000191/dtlrvwlst/4708234/

(↑)食べログ


「うずら家」を出て、戸隠近辺を回り、そして、善光寺とその界隈を散策してから、信州路を軽井沢へ向かう。「うずら家」はこの信州の旅を決行するに大きな要因だったが、もう一店のその軽井沢の「かぎもとや」は戸隠へ向かう途中に見つけて、そして寄ることに決めたのだ。存在は以前から知っていた。評判はすこぶるいい。でもそこで食べるのは初めて。

「かぎもとや」に到着したのは午後7時頃。
既に周囲は真っ暗。



「かぎもとや」もこれまた有名すぎるくらい有名。「うずらや」とタイプは全然違うので、好対照。本店は中軽井沢の駅前にあって、いつも並んでいる印象がある。かの故ずっきーも生前に訪れていて、絶賛していた。ひょっとしてジョンレノンとかも立ち寄っている可能性もあるんじゃないだろうか。

今回私が訪れたのは南軽井沢の塩沢店。本店とはまたちょっと雰囲気が異なるが、それはそれでいい。写真はざるそば(850円)。そばはやや黒ずんでいて、典型的な田舎そば。写真ではわかりにくいけれど、太さもかなりバラバラ。手作り感が強い。味のほうも「うずら家」よりも素朴という感じ。あちらが「しなやか」であれば、こちらは「硬くて」、そばをすするというより、よく噛んで食べたほうがいい。

でも、こういうそばも私は好きだ。美味しい。うまく表現できないが、この素朴なそばだからこそ長い間人気があったのだろうと思う。この手のそばはずいぶん久々に食べたような気がする。天ざるも1,350円(だったかな?)で良心的だ。またぜひ食べに行きたい。


左: 店の外観。周囲に何もないのでひっそりしている。
右: 店内。本店の雰囲気に似ている。といっても、実際に本店には入ったことが無い。

左: この太さが不ぞろいな手作り感たっぷりのそばがいい味出しているのだ。
右: ストーブの上には物凄く大きなやかんが。
銅製の特注品だそうだ。

http://tabelog.com/nagano/A2003/A200301/20000189/dtlrvwlst/4709493/

(↑)食べログ

2012.11.14
(現地を訪れたのは11月13日)

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2012/11/14
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