「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
しばざ記
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写真:景信山から八王子市外方向を見下ろす。
高尾山を歩く
10月19日(月) 低山歩きもなかなかオツなもの。
息子と二人で高尾から景信山(かげのぶやま)まで行った。

久々に休みをとった。このところ、土日がイベント続きでずっと働きまくり。まさに貧乏暇なし。今日は息子も代休なので、未明に起きて、一緒に秋晴れの高尾山に行く。新宿までJR、新宿から高尾山口まで京王線。秋晴れというより、それを通り過ぎて暑かった。もわ〜っとしていて景色もイマイチ。紅葉もまだ早い。でも、楽しかった。山歩きはいいね。

ところで、2008年(かな?)に高尾山はミシュランの旅行ガイドで最高ランクの「3つ星」を獲得している。そのお陰でたくさんの観光客が訪れているという。もっとも、私がよく歩いていた20〜25年前も割合気軽に登山が楽しめるということで休日にはたくさんの人が歩いていた。

http://www.takaotozan.co.jp/index.htm
(高尾山公式ページ)

#高尾山のCFって広末涼子がやってたんだね。すげぇ!
 (ハイキングのPRにしては凄くね?)

#しかし、そのミシュランつうのは日本人にどの程度支持されているのか、また、どのくらいの人が知ってるのかとか、どうなんだろうね。正直言って私は、ミシュランの3つ星だろうが、そうでなかろうが、まったく気にしていない。それは私が気にしな過ぎなんだろうか。




(↑)今日の行程 (Yahoo!の地図を流用)

本来は、高尾山に登って、頂上でお弁当を食べて下山という計画だった。しかし、早く富士山を観たくて、ケーブルカーに乗ったので、11時前に頂上に着いてしまった。薬王院をゆっくり観たのにも関わらずだ。結局、富士はまったく見えず(泣)。それだったら、ゆっくり時間をかけて尾根伝いに徒歩で登ればよかった。全然歩き足りないので、小休止した後、城山に行った。さすがに久々だったので汗をかく。城山はたくさんのハイカーで賑わっていて、そこで昼食。ちょうど12時くらいか。売店のなめこ汁(250円)がうまかった。具もたっぷり入っていた。

昼食後、息子が更に景信山まで足を延ばしたいというので、ま、時間もあるし、と軽い気持ちで約2時間の往復を追加した。気温が高めだったので、ヒノキ林の中の気持ちの良い尾根歩きを十分満喫した。景信山で、ぼんやりとした八王子方面の下界の景色を見ながら小休止する。そこまで行ったら、ぜひとも陣馬山まで行き、そこから下山するというルートを選びたいのだが、高尾山口の蕎麦屋でとろろそばを食べるというのもひとつの目的だった為、来た道を引き返すことにした。

城山までは快調。その後、急速に足に疲労がたまってきた。息子が先に行って、少し待つということが何度もあった。高尾山への最後の登りはかなり辛かった。下山はびわ滝のある沢沿いのルートを選択した。下山後、蕎麦屋で飲んだビールのうまいこと!!この為に山登りがあるのだ。なんちゃって。

2009.10.19 MON

*    *    *


おお。もう「高尾山」というワードで検索で訪問された方がいます。
凄いですね。
アメプロにしても、ココログにしても、そういった即時性というのはどういう仕組みなんでしょうか。

瞬コレというサイトに、時々当ブログ「しばざ記」が登場するんですけど、なんか不思議。

2009.10.20 AM

*    *    *



以下、高尾山行の写真を少々。
写真見てると、またすぐにでも行きたくなってしまうのだ。
あ〜でも、富士山が見えなかったのが残念。
高尾とか丹沢とかの山って、富士が見えるか見えないかでテンションが全然違うね。



(↑)高尾山から城山の稜線は明るく展望も開けているところが多い。

このコースを歩くのは15〜6年ぶりくらいか。
高尾〜陣馬山、あるいはその逆のルートは十回以上歩いている。記憶が薄れているとは言え、ところどころに昔の記憶があり懐かしい。



(↑)高尾山〜城山の途中で発見
 近くで撮影しているのに、不思議に逃げない。

ところで、この蝶なんという種類なんでしょう。
この近辺では珍しくないというけれど・・・。

そういえば、高尾に来てこんなに写真をたくさん撮ったのは初めてのこと。
昔は高尾なんていつでも来れるなんて思って、カメラさへも持たずに歩いていた。でも、冬の朝の素晴らしい景色など不思議に鮮明な写真のようにしっかりと記憶している。



(↑)城山頂上
 平日にも関わらず多くの人が弁当を広げている。

城山には売店やトイレがあり、また、高尾〜城山のルート上にもトイレがあるので、女性ハイカーにも安心だ。トイレと言えば、今回、下山してから思ったが、水分補給をきちんとしながら歩いたにも関わらず、新宿駅でトイレに行ってから下山するまで一度もトイレに行かなかった。それだけたくさんの汗をかいていたのだろうか。

このテーブルとか椅子がたくさん並んだ頂上の南西側のちょっと下がったところに広場があり、そこにごろんと横になって日光浴をしている人がいた。気持ちいいだろうなあ。



(↑)なめこ汁
 アツアツでうまい。表面に浮いているのは七味。
 このビジュアルではなめこが沈んでいるからあまり見えないけれど、たくさん入っていた。

山の上の食べ物、飲み物など、一般的にはなんでも高いけれど、でもこのなめこ汁の250円は安い。それから、みかんが2個で100円というのも良心的。城山は山頂直下に林道が来ているから可能な料金か。景信山だとちと難しいかも。



(↑)景信山から八王子方向を眺める

もわっとしていて遠望があまり効かないけれど、この頃から涼しい風が吹いてきて、徐々に視界が広がっていった。空気の澄んでいるときなら新宿の超高層ビル群もはっきり見ることが出来る。



(↑)帰途にやっと相模湖が見えた。
(城山の山頂付近から)

やや右寄りに中央高速道路が見える。



高尾から高尾山口の下山路は琵琶滝コースを取る。
谷川沿いの道で、ところどころ濡れているから防水の靴が好ましい。
右側の写真が琵琶滝。中央のしょぼい白い糸のようなものがそれ。期待してゆくとがっかりするが、でもまあ、こんなもんだろうな。



下山してまっしぐらに向かったのは高橋家という老舗のそば屋。
迷わず、恵比寿ビール名物のとろろそば(900円)を注文。

ああー、ビールがめちゃくちゃ旨い。

高橋家の一階の屋根を突き破って樹齢150年の柿の木が枝を広げていて、しかも柿の実までなっている。もちろん、木が屋根を突き破ったのではなく、家のほうが後から出来たのだけど。



左がとろろそば。とろろには玉子とトンブリが入っている。これをよくかき混ぜてそばの上に載せて食べる。右側は息子が注文した鴨ネギ丼。うまそうだ。

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1982年2月19日の高尾山

「高尾山には大抵カメラを持って行かなかった」と前述しているが、その中で貴重な(笑)写真が見つかった。それらは昭和57年の2月、おそらく前日、もしくは前々日に雪の降った休日の午後から高尾山に登ったのだ。

ん〜。冷静に考えてみれば(冷静じゃなくても)、あれから1982年って、なんと今から27年前だ。どひゃ〜。



(↑)城山からの高尾山山頂。

このときのメモが残っていた。午後4時過ぎ。「山頂には誰もいない」と記されている。雪の降った翌々日の夕刻にはあまり人はいないものだ。ただ、城山から高尾山頂に向かって下山を急ぐ母娘とすれ違ったのは覚えている。あちらから話しかけてきた。やはり途中で誰ともすれ違わなかったと言ってた。



(↑)高尾山から城山へ続く道。

雪が積もっていると、低山とはいえそこそこ雪山登山気分が味わえる。気温も低いので、当然完全装備している。念のためにアイゼンなども持参している。


ところで、その日、城山からいったいどうしたのかという記憶も、写真も一切無い。午後4時に城山にいたということは、高尾山頂に戻ったのは5時頃だろうと想像できる。その時刻に果たしてケーブルカーは営業していたのだろうか。いや、きっと稲荷山コースで下山したのだと思う。あの頃は今の十倍くらい山歩きに長けていたのだから・・・。

もうひとつ思い出した。あの頃って、雪山に憧れていた。雪が降ると、丹沢や奥武蔵の低山を歩き、雪山への順応性を高めていた。結構ストイックなのだ。それで、集大成として厳冬期の八ヶ岳や白馬岳に臨んだ。厳冬期の白馬に行ったときにはあまりにも過酷で(当たり前だけど)、達成感よりも、もう冬山はコリゴリという思い出になってしまった。ただ、その後、雪の奥秩父の金峰山には2、3度登っている。氷点下10度以下の雪山の頂で飲むビールがこれまた最高なのだ。(笑)



2009/10/19
しばざ記 744
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