「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
しばざ記
 
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強い風が吹きまくる一日だった
いくらドタバタしていてもたまには青空の下で思い切り汗をかきたい。
でもなあ、タケノコ堀りに草刈りじゃ、かっこよくないか。ま、しょうがないな。


疲れてしまった。しかも、腰が痛い。午後から、いや、夕刻から実家所有の山林でタケノコ掘り。毎年、このシーズンに一度はお袋に付き合って、タケノコ掘りに行く。レジャーだったらいいけれど、この行事は、親戚中に獲れたタケノコを宅急便で送ることに意味がある。なんだか良くわからないけれど、お袋が半ば義務みたいにその役回りをやっている。それを至上の喜びとしているのだ。その前に、私はPAT稲毛のCROSSライブのサウンドチェック。その寸前までは仕事の山と格闘していた。とにかく超ドタバタだった。

ドタバタでも君津の山中に行ってしまえば、時間の流れが急に止まってしまう。納期に追われ、さっきまでやってた仕事とか、音響のセッティングなんて嘘のように、強風でざわざわ鳴る竹やぶに私は居た。穏やかで静かな山中もいいけれど、ざわざわしている竹やぶの中こそ不思議な静寂がある。不思議な孤独感といってもいい。竹が大きくしなり時々悲鳴をあげる。私はタケノコを探しながら色々なことを瞑想していた。普段忙しすぎて、却ってまともに思考したことがない。

残念ながらタケノコは不作だった。今年は不作だということを事前に聞いていたし、時期的にも遅かったようだ。なかなか仕事の関係で4月上旬から中旬にかけて動けなかったこともある。数本を収穫して、タケノコ掘りは早めに終了した。お袋はかなりがっかりしている。仕方ない。私は、趣味である草刈りをすることにした。草刈機の混合油を調達しているのは、山を1.5キロメートル降りたところにある昔のよろず屋みたいな田舎の雑貨屋さん。田んぼや里山に囲まれ、ぽつーんと一軒だけある店なのだ。亡き父が色々お世話になったこともあって、元々顔見知りだ。

ところが今日訪れたら、びっくり。若い女の子が自販機に缶ジュースを一生懸命セットしていた。田舎にそぐわない(う、失礼)結構可愛い娘さんだった。すらーっとした体躯。黒目がちの大きな瞳。聡明な顔立ちをしている。「あれ?バイトさん?」と私は聞いた。すると、「いえ、嫁です。去年の夏に嫁いできました。」と笑顔で応える。こんなド田舎になにを好き好んで。(笑)

なんか嬉しくなってしまった。おっしゃ!これから積極的に時間をつくって頻繁に草刈りに来ようっと。ますます草刈りが楽しくなるではないか。はははは。

そうだ、思い出した。草刈りしていたときに、なにか首筋の辺りに違和感を覚えたので、そっと手でその辺りを触ると、なんと芋虫(蝶か蛾の幼虫?)が這っていた。最近妻にも触られたことの無い私の首筋をゆっくり、のんびり歩いていた。一瞬びっくりしたが、なんとなく他人じゃないような気がした。


左:国道16号線沿いの踏切で。五井の臨海線。。
右:君津市小櫃界隈の田んぼ。青空だけど、強風でさざ波が立っている。この近くに実家の山がある。


左:さっそく1本見つかった。まずはこれをゲット! でもその後はなかなか見つからなかった。
右:山を降りて、木更津で夕食。今年オープンしたばかりの丸亀製麺(チェーン店)のぶっかけうどん。



2009/4/26
しばざ記 663
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