「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
しばざ記
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竹岡ラーメン「梅乃家」
竹岡ラーメンというと、木更津の同名の店があるが、そっちじゃなくて、今回行ったのは、竹岡式ラーメンの元祖と言われる富津は竹岡の「梅乃家」なのである。


先日、sonoちゃんのライブの帰りに、皆で、千駄ヶ谷のホープ軒に寄り、次は竹岡ラーメンを食べに行こう、なんて話していたのが脳裏に焼きついていたのか、昨日、実家に寄って気づいたら竹岡方面に自然とクルマを走らせていた。家族も一緒。

ラーメンの話をすると、もうたまらなく食べに行きたくなってしまうのだよね。


夕刻から出かけたので、国道127号線の下り方向は道が空いていて、あっと言う間に到着してしまった。いつ見ても、その店(梅乃家)が今や全国的にも有名店だなんて、信じられない。尤も、私が中学生だった頃から地元には知れ渡っていた。つまり地元では有名店だった。

ただ、私の父は釣りのついでに何度か寄って食べているが、好みではなかったようだ。なので、一度だけ連れてもらったことがあるだけだ。



まだ空腹じゃないので、時間潰しに竹岡漁港の辺りを散歩する。元々その辺りは観光地じゃないから観光客なんて絶対いないし、それに、日暮れ時なので、益々寂しい。港の外れの白狐川の河口に出る。この川の向こう側は小高い山になっていて、川に面したところに小さな祠がある。めちゃくちゃ風情があり過ぎ!

息子はなんだかおもしろくない顔をしている。
こどもにはこの風情はわからんだろう。


いつしか東京湾の反対側、即ち横須賀の観音崎の辺りに明かりが灯る。家族と一緒とは言え、この寂しさには耐えられないので、また国道沿いを歩いて梅乃家に戻った。入り口の外に4人並んでいた。店の中にも3人並んでいた。もう辺りはすっかり暗くなっている。日が短くなったもんだ。約15分くらい待って、午後6時20分頃、入り口から左手の小さな座敷に座った。

以前私が訪れたのは32年くらい前。たぶんそのときは父と釣りの帰りに寄った。記憶が曖昧だが、並んでまで店に入ったようなことは無かったと思う。味の記憶は全く無い。ただ、最近ネットで予備知識がたっぷりあり、梅乃家のラーメンがどんな体裁なのかは最近食べたことが無くても想像は出来ていた。

乾麺を使うこと。一般的なラーメン屋だったら、大きな寸胴鍋に鶏がらやら野菜などを煮込んでスープをつくっているのだが、梅乃家は小さい鍋で、しかも、チャーシューの煮汁になんと乾麺を茹でた汁で割って、それがスープとなるという大胆なことをやっているなんてことも知っていた。だから、先入観が有りすぎて、麺とスープをすすったときの感動はそれほど無かった。

ま、先入観があったとしても、スープのほぼ黒に近いような色はちょっと後ずさりしてしまいそうだ。色の割りには濃くないにしろ、ちょっとしょっぱいスープに、やや茹で過ぎ感のある麺は、どちらかと言えば好みではない。ま、人それぞれだからね。




だが、チャーシューは想像以上に美味かった。しかも、肉厚でかなりのボリュームだ。チャーシュー麺を注文しなくても普通のラーメンでも腹いっぱいになる。おそらくチャーシューのボリュームは普通の店の3倍くらいじゃないだろうか。私はラーメンの大盛(650円)に薬味(玉葱のみじん切り 50円)だったので、とてつもなく腹いっぱいになってしまった。

それと、ラーメンはトレイにスープを零しながらおばちゃんが運んでくるというという情報だったけれど、ホール係(?)は若い娘さんだった。しかも愛想も良いので、好印象。スープは確かに零しながら運んでいたが。



以下のページ(ベイタウン旅行倶楽部)に更に詳しく書いたので、見てちょーだい。

http://baytown.dokkoisho.com/chiba2/umenoya.htm



2008/10/26
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