「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
しばざ記
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鹿沼から日光へ続く杉並木
「日光けっこう」(その1)
なんか今年の夏は格別に暑いような気がする。気のせいか??
でも日光(金精峠の近辺)は涼しかった。17度だった。


このところまったく暇がなくて、ひいひいしている。仕事があることは有難いことだ。そんな中、先週、頑張って旅行に行った。息子のリクエストに応えて日光に行ったのだ。日光、けっこう、大和観光というCFが以前流れていたのを知っているだろうか。おそらく私と同世代くらいの人じゃないと知らないと思う。ま、それは関係ない話なので置いておく。

さて、高速をわざと鹿沼で降りた。本来ならば、東照宮の近くまで高速が走っている。しかし、杉並木を走りたかった。鹿沼から今市への杉並木は、二十代の頃、バイクでツーリングするのが好きなルートだった。目的地の日光よりも、通過点のその杉並木を走るのが好きだったのだ。

今回は約20年ぶりくらいでその道を走った。杉並木を走っているときはクルマの外気温の表示が1〜2度下がった。視覚的な涼しさも相まって、実に気持ちよかった。それに、いきなり東照宮辺りまで行ってしまうのではなく、ちゃんと昔の人みたいに江戸から出発して杉並木を経て日光に行くってなのが私の中のキマリなのである。


左:杉並木に、ところどころ白百合が咲いている。これがまたグ〜!
右:旧日光市役所の前の湧き水。


東照宮ってのはご存知の通り徳川家康公を祀ってあるところなんだけれど、お参りに行くのはどの身分まで許されたのだろうか。将軍家?それと諸大名?今回、初めて奥の院(徳川家康のお墓がある)まで行ったけれど、あの奥の院は将軍しか入れないということが書いてあった。ちと、その辺りは勉強不足。お恥ずかしい話だが、もう一度歴史の教科書を読まないと。(苦笑)

将軍家で思い出した。篤姫が人気ですな。私も時々観てるけれど、日曜のあの時間帯はイベントなどに関わってたりして不在の時が多く、録画もしていないので、見逃すことばかり。でも、安政の大獄の近辺は近代日本へ向けて大きな流れをつくった登場人物がたくさんいて、面白いのだ。

で、杉並木に話を戻すと、これも勉強不足だったが、世界一長い並木ということでギネスブックに登録されているのだという。素晴らしい!!


左:まるで旅館かと思ってしまう立派な建物。日光総合支所である。すげえ。
右:金谷ホテルの入り口のところにあるみやげ物屋。ここで「ゆばそば」を食べる。ゆばは日光の名物。


左:これが「ゆばそば」。1,050円だったかな、生ゆばはこってりして旨かった。。
右:その近くの神橋。中禅寺湖から華厳の滝を経て、流れて来る大谷川の青々とした清流との色合いが美しい。


日光市内は外人さんの旅行客がたくさん歩いていた。神橋を眺めていたら妻がアメリカ人(たぶん)に、写真を撮ってくれと言われていた。最近は、中国の景気がいいからか、どの観光地に行っても中国人が多い。また今回は寄ったスポット全てに韓国人も多かった。

日光は、外国人に自信をもってお薦めできる観光地。もちろん、日本人にも。誰もがいっぺんは行ってるかもしれないけど、改めて行ってみると、やはりスケールの大きさに感動するのだ。「昨日、日光に行ってさあ。」なんて言うと、観光地としてはあまりにもベタな場所なので、恥ずかしくなってしまいそうな気もするが、敢えて勇気を振り絞って日光に行こう!私なんぞ、杉並木から神橋まで行くだけでも感動してしまうのだ。


左:「世界遺産めぐり」とと表示されているバス。乗客は外人さんだけだった。
右:いよいよ東照宮へのアプローチ。杉木立の中の広い参道を歩く。


東照宮にはこれまた超久々。また来れたというだけでも嬉しい。神橋のすぐ先に東照宮への入り口がある。道幅にして、両側で6車線くらいのだだっ広い参道を歩く。荘厳な雰囲気。世界遺産だけあるってな気分にさせてくれる。と、ここまで書いて、疲れてしまったので、今回はお仕舞い。日光けっこう、日光の中には数え切れないほどの観光スポットがあり、今回も時間の許す限り観て周ったので、続きは続編(その2)として別ページに掲載する予定。ではでは。


2008/8/4
しばざ記 496

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左:東照宮の入り口。最後の鳥居だ。平日なのに観光客がいっぱい。
右:ここからが有料。陽明門が東照宮の入り口だと思っている人が多いけれど、実は違うのだ。


左:まず最初に出会う五重塔。これだけでも「オー!グレート!」と叫ばずにはいられない。
右:大きな玉砂利の中に林立する灯篭。


左:あまりにもきらびやかなので、陽明門にたどり着くまでにも暫し足を止めて感慨に耽ってしまう。
右:あまりにも有名な三猿。それ以外にも無数の優れた彫刻があるので、うっかり見逃してしまいそうだ。


左:おっと、これが最後の鳥居だった。奥に見えるのが陽明門。
右:別名、日暮門。あまりの見事さに一日中見とれてしまうから、というのだけど、まじでそう思う。


左:看板に説明が無ければ絶対に見逃してしまうくらい小さい左甚五郎の眠り猫。
右:奥の院。これが徳川家康公のお墓なのだ。歴代の将軍様はここで何を想ったのだろうか。

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