単なる中年おやじによる戯言
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いいことと嫌なこと
毎日そんなのが連続して押し寄せる。

加齢とともに、喜怒哀楽の感情が鈍ってきて、何事にも無感動になってしまうかと思ってたら、実はそうではなかったことが段々分かってきた。それとも私だけだろうか。妙につまらないことで喜んだり、くだらないことで悩んだり悲しんだりしている。人間関係もしかり、いい関係の場合もあるし、なんでこんなに険悪にならなきゃいけないんだ、ということもある。円熟している年齢なのに、ちっとも大人気ない。

昨日から今日にかけてもその喜怒哀楽のジェットコースターに乗っているような感じだった。思い切りいい話があって、有頂天になったと思ったら、寝耳に水のような嫌な出来事が襲ってきて、また、非常に怒り、非常に悲しみというのが、高速回転していた。まいったもんだ。

あまり詳しくは書けないけれど、私の友人同士が争いごとを起こしている。最初は単なる言い合いだった。それがとうとう裁判にまで発展している。私にとっては二人とも大事な人物だ。双方の言い分ももっともだ。だが、今、両方に同調している私に非難が集まっている。高みの見物か、と言うのだ。別にそういうつもりではないし、対岸の火事でもない。かといって、当事者にもなりたくない。困った。

いくつか抱えている仕事にも難題が生じている。困った。こういう悪い話をうまく回避したいのだが、どうもぶち当たってしまう。力不足なのか。みんなどうしているのだろう。私はいつもにこにこしていられない人生なのか。

某社にいて営業をやっている時代も、いい話を1件頂くのに対して、厄介な案件が10件くらい発生した。仕事というのはそういうものかもしれない。だが、安易にいい話だけを辿ってゆくと、最も悪い結末になるストーリーが用意されていたりする。

ま、悪い話は置いておいて、少々いい話も日常にはたくさんある。そのどれもがたいしたことないレベルのものなので、ご紹介するのもおこがましい。今朝も、いきなりいいことがあった。でも、昨日からの嫌なことのほうが勝っていて、昼頃まで沈んでいた。もっとも、電話がバンバン鳴っていて、次々に色々な人と話していたら、その嫌なことを忘れてしまった。

こんなに単純でいいのだろうか。○0歳がこんなんでいいのだろうか。

しかも、行きずりの中華飯店でさっき食べた青椒肉絲(チンジャオロースー)が、あまりにも美味くて、その余韻に浸っている。細く切ったピーマンと肉のハーモニーがなんとも言えない。

2007/9/28
しばざ記 308


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