午前中、米国の有名なホテルの日本法人で打ち合わせ。築地の交差点からすぐ近くだ。私が以前お世話になっていた会社の東京支社にも近い。昼少し前に打ち合わせが終わったので、築地市場の場外にある有名な井上で昼食。メニューは中華そば（ラーメン）の６５０円のみ。タイミングとしては一番混む時間帯なので覚悟していたとは言え、約２０分並んだ。いかにも観光で来られたと思われるおばちゃんたちがギャースカ奇声を上げながらたくさん並んでいた。私のすぐ後ろには割り込みを絶対にさせないというつもりなのか、おばさんがぴったりと張り付いていて、そしてテーブルを確保しているお仲間のおばちゃんたちに向かって、やれ誰がまだお金を払っていないのだとかをずっと叫んでいた。ま、しかし、私は、並んでいる間ずっとラーメンをつくるのを眺められたので、楽しかった。

上の写真はゆであがった麺をスープの張られたどんぶりに入れているところ。非常に手際がいい。



（↑）ご存知築地本願寺。
一時、この寺の前を毎日歩いていたこともあった。
（某社勤務時代）



（↑）昼近く、ごった返す築地の場外。

殆ど歩けない状態。



（↑）ご兄弟なのか、息がぴったり。

黙々とラーメンがつくられてゆく。



（↑）ごくごくシンプル。
スープはあっさり。麺もごくごく普通。細めの縮れ麺だった。
チャーシューはネギとメンマの下にたっぷり入っている。値段は６５０円で、それほど安いということはないけれど、チャーシューのボリュームから鑑みるとまあ相応だな。

スープが豪快にこぼれている。そんなの誰も気にしない。



（↑）チャーシューは薄いけれど、大きい。
ちょっとバサついた食感。まあ、美味しいから問題は無い。
麺は撮影の為に無理やりオモテに出した。

まとめ。あっさりしているので、後味も良い。早朝からやっているというので、朝一の打ち合わせの後に来てもいいかもしれない。朝ラーメンが流行っているらしいし。

人によってはあっさりしすぎているという評価もありそうだ。直前まで同行した蟹蔵さんは、どちらかというと同店のラーメン（中華そば）は好きなタイプではないと言っていた。もちろんラーメンなんて好き嫌いが人によってバラバラだろうから、そういう意見があっても全然おかしくない。

テーブルに刻みのにんにくが置いてあり、後半にそれを入れた。多少にんにくを効かせたほうが良いと思う。

2011.1.24



左：これが看板。この写真は頭上に高くデジカメを掲げて撮った。。
右：ここが食べるところ。右側奥の人がたくさんいるところが調理場。そこでラーメンを受け取る。

左：井上の並びにあるスタンド寿司。愛想の良いおばちゃん。以前ここで食べたことがある。
右：場外を歩いてみた。とてものんびり散歩することはできないので、早々に立ち去る。

左：この界隈でよく見かける実用自転車。がっしりとしている。
右：場内へ行く通りにある波除神社。この前の通りを南に少し行くと今は無くなってしまった海幸橋があり、そして海幸門をくぐり場内へ行く。この界隈に来ると「魚河岸ものがたり」（森田 誠吾）を思い出す。