「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
しばざ記
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「首相辞任」


9月だ。あっと言う間。例えば、つい2、3日前と気候的には何ら変化は無いのだろうけど、8月と9月じゃイメージが全然違うのだ。8月の終わりに熱く激しく燃えた炎の如き恋も、9月に入るとよそよそしくて、仕舞いには「あんた誰?」ってな関係になってしまうようなイメージがある。いっそ、9月を8月に組み込んじゃって、そう、8月を61日にするってのはどうだろうか。そうすれば、ずっと8月のままの気分でいられるのかもしれない。って、そんなこたぁねえか。

昨日もヘンな天気だった。日中、絶対に雨が降らないと確信していたのに、雨が降ってきやがった。私は一日中デスクにかじりついて溜まった仕事をやっつけていたので、雨が降ろうが雪になろうが関係無いっちゃ無い。でも、窓の外にいい感じのウロコ雲が見えているのと見えていないのでは気持ち的なものが違う。一日、すかっと晴れる日が待ち遠しい。

そういえば、新聞で読んだところによると、最近、落雷事故で亡くなる方が多いらしい。家に落雷し、家の中の家電製品が一瞬でパーになるケースもあるとか。異常気象の関係か、雷の発生する確率も高くなっているし、その雷がどこにでも落ちるようになっている。昔の常識だと、例えばビルの谷間にいた場合に、雷が高いところに落ちるから安心だった。でも、そうとは限らないらしい。色々な条件が重なって、高いところだろうが低いところだろうが、無差別に落ちるのだ。

雷の発生する上空、ま、正確に言えば、帯電している雲と地上の距離が5,000mあったとして、それが一瞬のうちに地表との間でスパークするわけだから、おっとろちいのだ。そのときの高い建物とそうでない部分というのは5,000mの中の僅かな違いなので、高い低いはあまり関係ないのかもしれない。だいたい一直線に落ちるわけじゃなくて、ジグザグに稲妻が走るわけだし。なんか雷そのものがパワーアップしているっていう気もする。

地球環境がどんどん変わってきているのは確か。一番怖いのは温暖化もそうだし、私はオゾンホールも気になる。それと、ひょっとして雷が常態化してくると、外に出るのは非常に危険な行為になってくる。人類滅亡のシナリオの主役は雷かもしれない。物凄いパワーの雷が絶えず空と地表の間をスパークしているような、そんな恐ろしい風景を想像してしまうのだ。

どっかの国では、工場が危険な廃液を垂れ流していて、その川の下流地域の生態系をどんどんぶっ壊している。もちろん、人間も危機に陥っている。つい昔の日本も環境を考えずに利益重視の国策で多くの命が失われていたのだ。今や、そんな出鱈目なことをやっている企業や国を、環境問題の先進国は厳しく指導してゆかねばならないのだ。

で、話題は首相辞任の件。遂にというか福田ちゃんが辞任の決意表明をした。個人的な意見としては前の安部ちゃんに比べたらずっとマトモだし、まだまだ大丈夫だろうとは思っていたので驚いた。というか、自民党は今度は誰を持ってくるのかねえ。タマ切れじゃないのか。と、表題からして、この辺りをたくさん書いてみたかったのだが、前にも「しばざ記」には政治のことをあまり持ち出さないということを書いたとおり、やめておく。くだらない論争を裂けるためだ。

それより、首相辞任のお陰で、ドラマを観ていた人、映画を観ていた人がどれだけアタマに来ていたかのほうが私は気になる。そう、私も「嫌われ松子の一生」という映画を観ていた。松子の教師時代、そして遡って幼少の頃がフラッシュバックして、そして、また戻り、松子が教職を解かれ、その後どういう人生を辿ったのか、そして河川敷に現れた謎の人物、、、というところで、いきなり膳場アナが出てきて、更に首相官邸の映像に切り替わった。

なんだ、おらーっ!とっとと記者会見を終わらせて、松子を続けてくんろ。そういう願いもむなしく、会見が終わっても、いかつい顔した政治記者だの評論家だのが、ぐじぐじとつまらん解説を繰り返している。重大ニュースだということは十分承知しているのだから、続きはNHKでどうぞ、とか、そういうことをやってほしいよね。また、家族でくつろいでいる最も大事なお茶の間の時間帯に割り込んでくる福田ちゃんって、どうよ。もう少し考えてほしいね。「私はこの時期に辞任することが国民の皆様に一番迷惑を掛けないと思っています。」なんて言ってたけれど、出来れば時間帯も考慮してほしかったよ。ね、福田ちゃん。しょうがないから、近々DVDでも借りて松子の続きを観るか。またTSUTAYAを儲けさせてしまう。(苦笑)

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2008/9/2
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