「俺たち2」管理人による戯言
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岩崎宏美の「パンドラの小箱」は名盤だ!
いやあ、さすが大竹先生! しかも、「南南西の風の中で」も大絶賛!
守備範囲の広さに驚くとともに、音楽的嗜好の一致が嬉しい!


昨夜は午前3時まで大竹スタジオでKana*Pのリハに立ち会った。へとへとだったけど、楽しかった。前回お邪魔したときもそうだったけれど、今回も大竹さんの趣味で撮り溜めしている古い「夜のヒットスタジオ」のDVDを鑑賞した。もんた&ブラザースも出ていたし、猛烈に若い松田聖子と、岩崎宏美も出ていた。栗本が、「僕もこの番組に出たことがある。」と言っていた。加山雄三のバッキングでだそうだ。素晴らしい。

それから、ビートたけしも出ていた。恥ずかしくなるくらい若い。でも当時から大スターになる片鱗を見せていた。

で、岩崎宏美の話題になった。岩崎宏美はこの時代(たぶん1985年頃?)、大竹さんの解説によると、やや落ち目で、その後の「マドンナたちのララバイ」のブレークまでは、ヒットに恵まれてなかったらしい。

実は私、岩崎宏美自体それほど、好きなアーティストではないが、一枚だけアルバムを所有している。それが、「パンドラの小箱」である。これはいい。ちゃんと聴いても、さらっと聴いてもいい雰囲気。特に好きなのが、「南南西の風の中で」。夏の日の情景が目に浮かぶ。

そんな話を大竹さんにちょっと話したら、彼は目を輝かせながら、「それは名盤ですよ!!」と叫んだ。すると同時に、別室に行ったまま、少しの間我々の前から姿を消した。おそらくそのアルバムを探しに行ったのだと思う。案の定、少し経ってから息を切らせながら、私に「パンドラの小箱」のジャケットを誇らしげに見せたのだ。

むむむ。さ・す・が!!!!

よく考えてみれば、彼の尊敬する筒美京平先生がこのアルバムを手がけているのだ。なるほど。それにしても大竹さんの守備範囲の広さには改めてびっくりした。先日もチャクラの「福の種」を知っていたことで、かなり驚いてしまった。とんでもなく古今東西の音楽を聴いているのである。だが、単に色々な音楽を知っているだけではなく、彼の場合は一度聴いた音楽の内容を忘れない。割合ちゃんと音色も含めてコピーしてしまうのだ。

まあ、それは大竹さんを知る人にとってはフレッシュな話題じゃない。私も「パンドラの小箱」を知っていたことだけには感動しない。私ごときと、あんな凄い音楽家の大竹さんの好みが合致したのが猛烈に嬉しかったのだ。大竹さんはファチィオリのピアノで、さらりとその「南南西の風の中で」を弾いてくれた。私もかつて下手なギターで歌った記憶がある。

2007/9/6
しばざ記 293

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