「俺たち2」管理人による遠距離通勤マガジン

9月11日、劇場型と言われた衆議院選挙があった。今までまったく政治に関心の無かった方々も異常に興味を持つ選挙で、結果は自民党の圧勝。本来は最優先すべき課題が山積しているのにも関わらず、何故か争点を「郵政民営化」の是非に絞った闘いになっていた。いいのか悪いのか。ま、段々国政に携わる奴のレベルが低くなってきているのは間違いない。


秋の夜長にはジャズしかない!!
フォービートに再び魅せられて・・・



仕事の関係で某大学の生徒さん達のライブに行った。ショッピングセンターのイベントで、音楽なんてBGMくらいの役割なのに、大勢のオーディエンスが熱狂していた。仕掛け担当の腕前の良さ(実は私もスタッフのひとり)だろう。あ、手前味噌だったか。ついでに、彼ら(出演者)からの依頼で、スタジオでデモ(ライブハウスになどに持ってゆく音源)をレコーディングした。彼らはフュージョンをやっていて、アルバイトで小さなライブハウスに出演している。

どんな曲を録音したかといえば、これがまためちゃめちゃシンプルなスタンダード。つまり4ビートなのである。フュージョンのバンドで出演するよりも、4ビートのほうがオファーがかかりやすいというのが理由なのだ。だが彼らは、猛烈にうまい。なぜかと言えば、かなり、というか毎日練習しているという。どこかの中年バンドとはえらい違いだ。で、これだけうまいのに、プロを目指しているかといえば、そうではないらしい。優秀な大学なので、将来は大手商社や大手の自動車会社に行く(希望)のだそうだ。

昔だったら、ちょっとうまい奴がいると、絶対にプロを目指すものだったと思う。今は、そうじゃないらしい。まずは一流の企業、もしくは二流の企業に就職して、お金と余暇が出来たら、それで休日などを利用してアマチュアとしてライブをやる。もしくは、企業に勤めながら、プロの音楽家としても活動する。つまり、うまく二足のワラジを履くということだ。かつては小椋桂がそれをやって成功している代表的な例だ。

もちろん、そういう路線が必ずしもうまく行くことは難しい。しかし、最初からプロを目指し挫折するよりもリスクは少ない。音楽が完全にダメだったら本来の仕事に没頭すればよい。そんなちょっと小ズルイ人生計画を彼らは恥ずかしそうに、少し得意気に語る。昔はジャズを演っている学生なんて、大抵貧乏だったのに、と知ったかぶりオヤジになって説教でもタレてみたくなる。今は、そういう論理は通用しないのだ。

まあ考え方は色々あるけど、ともかく彼らにある意味触発されて、急にジャズが聴きたくなった。家にもう何年も聴いていないアルバムをごそごそ引っ張り出して片っ端から聴いてみた。これがいい。暫く仕事をやりながら聴く曲はポップス系、フュージョン系、ときにはレッド・ツェッペリンが主で、まったく4ビートを聴いてなかったので、これがまた新鮮。ビールを飲むときも軽めに流しているうちに段々といい気分になってくる。

ちょうどそんなときに「ジミー竹内のアルバム『ドラム!ドラム!ドラム!』をよく聴いた」という”のなか悟空”さんのBBSの書き込みを見た。するとたまらなくなって、今度はジミーのアルバムを引っ張り出し、それを一日中聴いた。素晴らしい。懐かしいスタンダードばかりのアルバムだけど、基本中の基本がたくさん詰まっている。彼のレコードを聴いてプロになったという方が多いわけがなんとなく分かるような気がする。

のなか悟空さんもプロなのだ。ネットで検索したら、公式ページはすぐに見つかって、そのあまりにも破天荒な内容に惹かれてしまった。BBSに書いてある書き込みもおもしろい。それもそのはずで、執筆活動もされている。そんな方とBBSを通じてだけど、お話させて頂いたのはとても光栄である。早速、アマゾンで悟空さんの本を注文することにした。

ところで、マリーンズが停滞している。昨日まで残り13ゲームで、1位のソフトバンクとの差は5ゲーム。どうも1位になるのはかなり難しい。だいたいソフトバンクは強すぎる。しかも、昨夜は前回華麗に復活を遂げた黒木で負けているのだ。どうせプレーオフがあるからいいやと思ってしまいがちだけど、最後まで諦めるな。

そうそう、昨日のベイタウン内で開催された田村直美さんと是方博邦さんのライブにマリーンズのフランコ選手の奥さんとそのお友だちが来ていた。2人とも美人で、猛烈なオーラを発していた。こういっちゃなんだけど、白人の女性は近くで見ると案外肌荒れしていたり、産毛とは呼べないほどの剛毛が顔にびっしり生えているタイプが多いのだけど、お二人とも陶磁器のような、そう博多人形系の肌質なのである。こりゃタダモノじゃないと思ったら、案の定女優さんなのである。やっぱなあ。それにしても驚いた。是方さんは、「フランコ???」と訳の分からないリアクションしていた。まったく野球のことを知らないのである。

と話が逸れた。というか、元々何書くか決めていないで、タイトルを書いてから、ネタ無いし、しょうがないから、この話をだらだらしよう、なんて割といいかげんに書いている。従って、本題をそれほど深く掘り下げないまま終わってしまうのである。ま、それは仕方ないので諦めてちょうだい。お、そうだそうだ。私の聴いている「ドラム!ドラム!ドラム!」(このアルバムには色々なバージョンがある)は、クラリネットの北村英治さんが参加している。特に「あなたの思い出」(メモリー・オブ・ユー)はバツグンにいい。ジミーのうっとりするようなブラッシングも気持ちいい。アロマテラピー効果あり。是非是非皆さんも聴いてください。このページ(http://www.oretachi.jp/shop/index.htm)に入手方法があります。よろしく。
2005/9/12





ちと気になるニュース

福田和子受刑者が病死 ホステス殺し逃亡15年

 松山市で1982年、ホステスを殺害し約15年にわたって逃亡、時効直前に逮捕され、強盗殺人罪で無期懲役の判決を受けた福田和子受刑者が和歌山市内の病院で病死していたことが26日、分かった。57歳だった。
 関係者によると、福田受刑者は2月下旬に和歌山刑務所で倒れ、和歌山市内の病院に運ばれたが3月10日に死亡した。死因は脳梗塞(こうそく)だった。
 福田受刑者は82年8月19日、松山市の同僚のホステス=当時(31)=の首を絞め殺害、愛媛県内の山中に埋めた。東京都内で顔を整形するなどして約15年間の逃亡生活の末、時効まで21日の97年7月、福井市内で逮捕された。国内の犯罪捜査史上、初めて懸賞金が導入されるなど話題になった。
(共同通信) - 8月26日11時34分更新


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