還暦になっちまった老害予備軍による戯言
ブログ的なページですが、自分向けの備忘録の色合いが濃いです。すみません。
筆者は幕張在住のじじい。初老とは言いたくない。あくまでもじじいです。(笑)
しばざ記
しばざ記(最新インデックス) しばざ記(INDEX-52)  しばざ記・ブログ版  俺たちのHP(パート2)
「ぶらり石和温泉街」
とにかくどこかへ行きたくてたまらない。せいしゅん18きっぷの旅。長野方面へと画策していたが出発遅くなり、石和温泉で妥協。ま、それもまた楽し。
スマホ版 = 


8月24日 水曜日
やや涼しい。
まずは朝食にかき揚げうどん。

思い立っての旅、せいしゅん18きっぷの旅。

昨日から漠然と考えていたのだけど、どこに行こうかまだ決めあぐねていた。
しかし、星野さん達と行くんだったら、彼の実家である長野方面は避けたほうがいいかな。
逆を言うと、そういう時にこそひとり旅は長野方面がいいかも。

ということで、早朝出発の長野方面。
諏訪の辺りに行くことに決定した。

あ、もとい、ダメだ。
昨日のうちからそういう計画だったらそうしたのだけど、のんびり行こうと、朝、昨日のうちに終わらせておく仕事を今日に残してしまった。



10時30分。
自宅を出る。



和カフェ。

いい感じの木陰。
こういう店でまったりするのもいいかな。

とりあえず先を急ぐ。



今のところいい天気。

ただ、東京西部とか、山梨の辺りは一時的に雨になるようなことをちらっと聴いている。
大丈夫なのか。

ま、いいか。

あ、ここで気になることが...。
そうだ。

オリタタミの傘を持ってくるのを忘れた。
ま、大丈夫だとは思うが...。



おー、たまに成長ぶりを見るからか、いきなりこんなにでかくなった感がある。

ホテルはたぶん使うことはないだろうが、テナントが楽しみ。



上りのホームより。

幕張海浜公園が殆ど見えなくなってしまった。



後で冷たいビールを一気飲みしようと思うので、ここは冷たい水で...。

そして電車に乗り込んでから爆睡。
なんか疲れているんだろうなあ。

東京駅で中央線に乗り換え、立川辺りまで爆睡。

夢の中で、というか、うつらうつらその辺りで結構激しい雨になっていることを知る。

でも、気にしない、気にしない。





13時少し過ぎ。
うとうとしていたら終点の高尾に到着していた。
あちらのホームには松本行きが停車している。

ワタシはぼーっとしていた。
車内には誰もいない。

この列車は東京駅へ折り返しかな。

とりあえず降車した。

実はこの時点でまだ目的地を定めてはいない。
もう諏訪は無理だから勝沼とか、塩山とか、その辺りかな。

いや、その前に昼食だな。



ということで、急遽、高尾駅で下車することに決める。

駅内の跨線橋から下り方面の景色。
否が応でも旅情を感じる風景。

左側は京王線の高尾駅。



急いで食べログで高尾駅近辺のグルメスポットをチェック。
すると、南口に人気店があるようだ。

ということで南口の駅前。



高尾駅で下車したのは久々。

こうなっていたのかって...。
そう、まったく覚えていない。(笑)



振り返る。

グーグルマップで現在地と目的地を確認する。

どっちだ??



ここだ、ここだ。

ちょっと迷った。

結果的にはぐるーっと回ったけれど、駅に近いところだった。

たかお食堂というベタなネーミング。



中に入り、振り返ると...。

ここは?????

鉄っちゃんお宅の巣窟なのか。(笑)

しかし、お客さんはごく普通ぽいぞ。
サラリーマン、学生、主婦、そんな感じ。
旅人と思われる人はいなかった。

地元に愛されている食堂だな。



カウンターに座り、メニューを見る。

おお、たくさんの種類。
迷ってしまう。

とりあえずレモンサワー。

おお、なんと枝豆がサービス。
嬉しい。



おお。
旨いなあ。



ご覧のようにお安いのだ。

さて、何を食べよう。
やや迷って...

スマホで得た情報のようにお得なかつカレーをオーダーする。




ビジュアルはゴーゴーカレーな感じ。

揚げたてのかつはぱりっぱりで中がシューシー。
旨い。

ルウは、日本人好みのいわゆる、家カレー風。
いいね!!!

ボリュームも言うこと無し。

カレーを食べた後、もう一杯レモンサワーを頂く。

ご馳走様。

いい食堂だね。
ママの接客もいい。

満足、満足。

しかしだ。
これで旅の楽しみ、いわゆる食に関しては暫く無しになってしまった。

その分、思う存分歩き回りたい。

さて、どこへ行こう。
とりあえず下る。

2022.8.24

このページの先頭へ







14時ちょっと前くらいにこの長野行きの普通列車に乗る。
座れた。

というか、割合空いていた。

で、出発前に寝てしまう。

気がついたら、塩山を過ぎていた。
あれぇ〜。

当初の諏訪への目標は取り下げ、勝沼か塩山で降りて、なんて思っていたのになあ。
まあ、いいか。

ならば、甲府は何度か行っているので、石和温泉で降りよう。
石和温泉はクルマでは何度も行っているし、ホテルや旅館に泊まったことも何度もある。

しかし、電車では初めて。

そう、このページのタイトルの「ぶらり石和温泉」は、寝坊したことでそう命名した。(笑)
ぶらりというか、ほんと、適当な旅だ。



ホームから改札のあるフロアに昇り、そして南口方面を眺める。
富士山の方角だ。

残念ながら靄っていて富士山は見えない。



なんか、ひっそりしているぞ。

とても観光地とは思えない。



駅前ロータリーに面して、足湯がある。

なんと無料。

中年のおっさんがひとり利用している。

ワタシもちょっと...。



透明度の高い湯だから、なんの写真かわからにですね。

そう、まさに足湯に浸かっている写真だす。

ああ、キモチがいい!!!

約10分ほど浸かった。
有難うございます!!!



説明書き。

しかし、こういうのはいいねえ。
有難い。

16時。
もっといたいけれど、せっかく来たのだから、温泉街をぶらぶらしたい。



石和駅、いつからこんなにモダンな駅舎になったんだろう。

かっこいいね。



石和駅を南側から眺める。

背後に迫る山が気になる。

それにしても人がいない。

と、そんなことを考えていたら、雨が降ってきた。
あらら、とうとう雨か。

たまらず駅前のイオンの中に逃げ込む。
ああ、やだなあ。
よりによってオリタタミの傘を忘れた。

仕方ない。
買ってしまおう。

で、傘売り場に行ったら安いのが売ってない。
あらら。

でも必死で安いのを探したら、あったあった、100円+税のビニ傘。
これで良し。

ところが外に出て、少し歩いたらやんだ。
ぴたっとやんだ。

早すぎるよ、やむの!!!

傘買って損した。

ま、いいか。



まずは適当に歩く。
目的地は特に無い。

温泉街をただただ歩くのだ。

まずは石和温泉駅から少し南下して、昔の記憶を少し辿って、川沿いを東の方向へ。
昔の記憶って言っても何十年も石和温泉を歩いてないので、殆ど記憶は薄れている。

勘でしかない。

ただ、笛吹きみんなの広場、っていう標識が気になって、結果的にそっちの方向へ引かれるがまま。w

この川、東のほうから流れている。
温泉街の真ん中を流れる川だろうね。
なんとなく、そんな川が流れているような記憶がある。



南西方向に見えるホテル「慶山」。
立派なホテルだ。

https://keizan.com/

そっち方向も少し温泉ホテルが立ち並んでいるようだ。
向かっているのは逆方向。

しかし、その向かっている方向は住宅街で、情緒が無い感じ。
少なくとも、今の時点では。
だから写真は撮らなかった。

とにかく先に進む。



ネットから拾った石和温泉まっぷ。
こういうの事前にチェックしてよくと本当はいいんだろうけど、ワタシ流というか、適当に歩くのが好きなもんで。

でも、今にして思えば、もちづき食堂とか、公衆浴場の石和温泉、ともえやとか今回行かなかった方面にも行ってみたかったな。



ここで川を渡る。
みんなの広場の標識に従ったので。

川下を眺める。



ほどなく、こんな施設に出会った。

これが、みんなの広場だ。

凄いよこれ。
球技も出来るな。

野球は無理だとしても、キャッチボールなどは十分。

天井が高い。
そして広い。

雨を凌げるのに加えて、夏の炎天下もいいね。



少し離れて観る。

うん、いい施設だなぁ。
こういうの我が街にも欲しいね。



お、なんか温泉街っぽくなってきた。

ここを東へ行くことにする。

後で分かったが、この通りは、もう少し行くと「湯けむり通り」という、ま、石和の目抜き通りのひとつ。

それにしても、人が歩いていないよ。
いくら平日でも、16時50分。
そろそろ宿にチェックインを済ませた人がぱらぱら歩いていてもいい時刻なんだけどなあ。

大江戸温泉物語 ホテル新光
https://shinko.ooedoonsen.jp/



横道みたいによく田舎にある駐車場をメインにした飲食店の長屋が至るところにあった。

しかし、営業している店は僅か。
準備中の店もあるのだけど、殆ど既に退店しているような感じ。

寂しいよ。



ま、それでも徐々に温泉街的な雰囲気は出てきた。



みなもと旅館。

おお、ここは現役だな。
いい雰囲気。
老舗感たっぷり。

http://www.minamotoryokan.jp/

なんとなく好感が持てるHP。
料理がよさげ!!



少し歩くとぶどう園もある。



ここも長屋風の建物。
一番手前のロック酒場「飛行亭」はよさげ。
バイクもかっこいい。



そのお隣はjこんな店。
店なのか、なんだかよくわからない。

その奥のほうの店舗はなんとなく既に退店している感じ。



ここも長屋の店舗。
手前2軒くらいが現役感はあるけれど、やはり奥のほうは営業していない雰囲気。

長いコロナ禍で相当なダメージを感じる。
人々の価値観も変わってしまったしね。

イマドキ、旅行で温泉に行って、温泉街を飲み歩くってそういう楽しみってなさそうだし。



ここは現役感たっぷり。

綺麗だし、お客さんも来そうな雰囲気。

いいねえ。

ワタシもこういうところだったら泊まりたい。

ホテル喜仙
http://www.kisen.gr.jp/

庭園が見事。



ぶどう畑やら昔ながらの古い住宅を背景にした昭和のまだ勢いがあった頃の店舗。
今はあんまり見かけなくなったフィリピンパブ。



3軒だけの長屋。
一番奥は閉鎖されている。

この手前の「じじ&ばば」という店は、店主のことを言っているんだろうけれど...。(笑)



廃業しているパチンコ屋。

かつてはここに観光客のみならず、この界隈で働く従業員やら、石和の住民もこぞって押しかけていたんだろうね。
今はパチンコ業界はおそろしいほどの衰退ぶり。





ここはなんでしょう。
よくわからん店。

一応、定食もあるのかな。



この風景は昭和だな。

木更津でもよく見かける戸建てのタイ二―な貸し家。



ここにもぶとう畑。



ちょっと高級感の漂う旅館。

かげつ / クラブ石
https://www.isawa-kagetsu.com/facility/club.html

おおお。
なんか凄いいい雰囲気。
高級感ばっちり!!!





竹藪がある旅館。

ここはそれなりな感じ。

きこり
https://tabelog.com/yamanashi/A1901/A190103/19006153/

評判良さそう。



おー。
これは、ビンテージなサニーとカローラかな??
現役な感じ。



徐々に賑やかさが感じられるような場所になってきた。
この辺りが中心街なのかな。



ホテルなどの密度も高まってきている感じ。

ホテル ふじ
http://www.hotel-fuji.jp/

岩風呂がいいみたいね。



古今亭
のれんは出てないけれど、ほうとうやすいとんなどの料理が食べられる店。

https://tabelog.com/yamanashi/A1901/A190103/19003121/

地元でも旨いと言われる”ほうとう”。




海外の都市の名前が付いた店は、それだけで、なんとなく古さと哀愁を感じてしまう。



徐々に山の輪郭が凄味を出してきている。



ラーメン店、現役っぽいね。

「一丁ラーメン」。
あ、ラーメン食べたくなってきたかも。

でも、まだお腹すいてない。



スーソーカン。

なんだろう、ここは。

ぐぐってみると、スーソーカンでタイ式のマッサージの店。
へえ。
でも、住所は新宿になっている。

チェーン店なのかな?





大きなホテルだか旅館の跡地。

こういう場所が散見できる。
コロナ禍だからしょうがないというのもあるけれど、この感じだとコロナになるずっと前から空き地だったように思う。

このご時世だから売れないのだろうね。



笛吹川、そして甲府盆地を挟んだ南側の山並み。
この向こうじ富士山がある筈だけど、まったく見えない。



わー、これも強烈な寂寥感。
なにがという説明は難しい。

ワタシの中のワビサビ感が勝手に反応している。



振り返る。

ここは二股になっている。
今歩いてきた道は向かって右側。

ここから観る風景でもお分かりの通り、かなり遠くまで道を歩いている人がまったくいない。

二股というのも相まって、寂寥感がハンパない。

何故二股に哀愁を感じるか。
なぜなら、人生にたくさん二股が出てくるが、やり直せない二股も数多い。
たいがいそこだ。
道を間違え、後から悔やむことも多々。

17時20分頃。
石和温泉駅からは1,500mくらい歩いていると思う。
そろそろ戻ろうか。





笛吹川に架かる大きな橋にやってきた。

どちらが川上か川下か、分からなくなってしまった。
たぶん背景の山が近いほうが川上だと思う。



笛吹川の南側。

うーむ、先ほどから何か物足りないと思っていた。
それがやっと分かった。

そうだ、そうだ、富士山が見えないんだ。

せっかく甲州に来て富士山が見えないと、テンションが上がらない。
そうなんだよね。



笛吹川の石和温泉側。

広々としたところに来て、やっと一般的な旅情が沸いてきた。
石和温泉街の中を歩いている分には、平坦な街なので、いわゆる温泉地の雰囲気ではない。



この橋のたもとにあるフォトアート・ミュージアム。
大富士展を開催中とあったが、どうもう開館時間を過ぎていたようだ。

残念。

あ、違う。
もう既にここは閉鎖されているようだ。

悲しい。



石和 常盤ホテル。

新しく、大きい。

https://isawa-tokiwa-hotel.com/

甲州牛が推しのようだ。
宿泊料金は高そう。

右側の道路は春日居方面へ行く。
比較的交通量は多い。



おー。
ここは石和温泉で唯一のまともなラーメン屋???
あ、失礼。

にばんや
https://tabelog.com/yamanashi/A1901/A190103/19011928/



甲州ほうとう「百間」。
残念ながら定休日。

やってたら寄ったかも。

https://tabelog.com/yamanashi/A1901/A190103/19009923/

さて、ここで折り返し、石和温泉駅へ戻る。
帰り道に選んだのは、川の両側にある温泉ストリート。

このページの先頭へ





通称、温泉通り。

その名の通り、ここが温泉街のメインストリート。
川を挟んで一方通行の道が両サイドにあり、温泉ホテルや旅館が立ち並ぶ。

だが、この写真でもお分かりの通り、遠くまで人の姿は無い。
いくらコロナ禍だとは言え、あまりにも悲しい。



人はいなくとも水はとうとうと流るる。



かつては、風呂上りの浴衣の男女がこの橋を背景に写真を撮っていたんだな。



のれんは出ているものの、店内は暗い。
つまりやってないのかね。

店開けても厳しそうだよね。

甲州亭
https://tabelog.com/yamanashi/A1901/A190103/19003130/

麺が柔らか目なんだぁ。
イマどきじゃないな、それ。
でも頑張ってほしい。



この橋の左側に見えてきた長屋式の店舗...。



これだ。

朽ちてゆく過程か。
いろいろなストーリーがあったんじゃないかな、なんて想像を張り巡らしちゃうね。

あ、現役の店舗があったらすみません。



時々まとも(と言ったらいけないか?)なホテルが登場する。



壁に石和秘宝館・石和ロマンの館という文字がある。

その昔、ここがそうだってことかな。

ネットで調べてみると、まさにここだった。
へえ、こんなにちゃちな建物だったんだな。

その昔のスケベなレジェンンドってわけだ。



おお。
前方右にかなりいい感じの複合施設が見えてきた。

あー、ここ、寄ってみたい。
と、思ったけれど、実は、心の中で、石和を離れて、基本的には家に戻ろうという決意に駆られている。
というのは、まあ、ワタシの元やっていた仕事のサガというか、クライアントさんのご要望にお応えしなきゃというメッセージが入ってきた。
そんなに急ぎではないのだけど、どうしても気になることがあって。
そして帰ることを決意したのだ。

わー。しかし、凄く残念。

せめて帰りは新宿辺りで飲んで帰ろう。
せっかく”せいしゅん18きっぷ”を使っているわけだから、もっと乗り降りしたいわ。



わ。ここ、本当によさげ。
提灯がおいでおいでしてるよ。

うむむ。
断腸の想いで通り過ぎる。



ここもいい感じ。

くにたち =
https://www.isawa-kunitachi.com/

雰囲気といい、そんなにでかくない規模感といい、なんか魅力的に見える。
徐々に暗くなってきてるからそう思うのかな。

そう言えば、石和温泉駅に降り立った頃に比べ、旅情というものがだんだん出てきた。
そしてもうすぐ立ち去るという寂寥感も加わってきた。





駅がだんだん近づいてきた。

そして徐々に闇も忍び寄ってきている。



なんだこれは。
ミニテーマパークか。

ビアガーデンかぁ。
金、土、日だけなんだね。
残念。

ああ、そうか、今日は8月24日、夏もそろそろ終わりだという寂しさもあるんだ。
そして今日は涼しいしなあ。

ああ、寂しい。



しかも、こんな中途半端な情緒を醸し出しやがって。
わーん!!(泣)





なんだ、なんだ。
温泉付きのアパートだ。

これで月々4万円くらいだったら住みたいな。

いや、マジで。
終の棲家はここにするか。^^



南側の風景。

ああああ。
旅情。

チラリと例のなんとか広場の屋根が見える。



大きなホテルだ。

客室の灯りがついてないというのが寂しい。

思わず、がんばれ!と叫びたい。

ホテル 花いさわ =
http://www.hana-isawa.com/



おお。終点はすぐそこ。

来たときのことがずっと前のことのようじ感じる。





駅に到着。



ほんの少しだけの雨宿り。

お世話になりました。

石和の皆さんの暮らしの為に頑張ってくださいね!!!



さよなら石和温泉。

そしてワタシは車中の人となる。

うとうとしながら、列車に揺られ、大月だttかな、で乗り換え、そこから先の東京行きの列車ではもうぐっすり寝てしまった。
昔の輝いていた頃の石和温泉を夢見ていたような気もする。
きっとそうだ。

かつて、陽の暮れる頃、勝沼の辺りの丘の上に立ち、甲府盆地の石和温泉一帯の街の灯りがひと際輝いていたのが忘れられない。
もう二度とあの頃の輝きは戻ってこないのかもしれない。

2022.8.24

このページの先頭へ





しょん横の岐阜屋


20時40分、新宿に到着。
高円寺を通過する辺りまでぐっすり寝ていた。
電車は意外に空いていた。
立川辺りからかな。
あんまり記憶にないけど。

とにかく疲れた。
腹も減った。

思い切り、食べて、思い切り飲みたい。

迷わず、しょん横、いや、思い出横丁へと向かう。

20時50分。
思い出横丁を歩く。

既に目的地は岐阜屋に決めている。



ここだ、ここだ。
幸いなことに一席だけ、まさにここだけ空いている。

お兄さんも、「はい。ここにお願いします!」と言ってた。
いや、言われる前にもう既に座っていた。

とにかくビール、ビール、ちょうだい。

ツマミは、そうだな、ボリュームのあるニラレバで。



ああ、今日はよく歩いたわい。
目をつぶればちょっと斜陽の石和温泉の街並みが浮かぶ。

でも、石和、アイラブ石和だからね。
斜陽というか、今は全国の観光地そのものがダウン気味だから、石和はまだマシなほうかもしれない。



ということで、瓶ビール、行きます!!!
キーンと冷えてるねえ。

最高っ!!!

ああ、旨いっ!!!

飲んでいる時には周囲の喧騒はまったく耳に入ってこない。
あ、そうじゃないな。
居酒屋の大声での店員さんのやり取りや、お客さんの笑い声は心地よい子守唄のような感じ。

酔いがふーっと回ってくる。
そうか、途中で飲まなかったもんな。



ニラレバ、旨いなあ。

野菜がシャキシャキしているもんね。
レバも旨い。

さすが名店だけある。

ビールは当然ながら、一本目をあっと言う間に飲み干し、すぐに二本目。




シメはラーメン。

シンプルだけど、じわーっと味わうことが楽しいラーメンだ。
さすが、さすが!!

岐阜屋、最高っ!!!



22時過ぎ、東京駅。

中央線のホームを下りてからコンコースを左へ、右折して京葉線のホームへ移動。
岐阜屋で飲んで食べたから、疲れが吹き飛んだ。

でも京葉線では寝過ごさないように。



9月18日に開催予定のベイパ・ミュージック・ステーション!
入場無料です。
是非お越しください。

2022.8.24

このページの先頭へ





毎度、「しばざ記」にお越しくださいましてありがとうございます。
何のお役にも立たないツマラナイ内容ですが、お時間があれば、隅々までご覧ください。


2022/8/24
しばざ記 2597-HP版


<<< 前記事
しばざ記 No.2597
次の記事 >>>

しばざ記(最新インデックス) しばざ記(INDEX-52)  しばざ記・ブログ版  俺たちのHP(パート2)





仮告知:
ストリートライブ
2022.9.19
ベイタウン・ヨーロピアン・カーニバル



http://www.oretachi.jp/music/event/2022/live0919-pre.htm

おいたえりこさん、アーリードッグさん、清水美恵さんが出演されます。

2022/8/24
しばざ記 2597-HP版


<<< 前記事
しばざ記 No.2597
次の記事 >>>

しばざ記(最新インデックス) しばざ記(INDEX-52)  しばざ記・ブログ版  俺たちのHP(パート2)





このページの先頭へ