
俺達フラッシュは、このページに掲載のスポンサー様などのご厚意により運営・管理しております。
また、当ページはエネスタ検見川(温調ライフ株式会社)様のサーバースペースを使わせて頂いております。/俺達のホームページ |

|
|
|
|
|
|
|
茂野の新作・煮干ラーメンを試食する! |
|
|
|

ラーメン好きの俺が最近 家で食べたラーメンの中で、一番強烈なインパクトがあったのが、これ。茂野の「煮干ラーメン」。まじめにうまい!おそれいった! |
■ ヤラセじゃなくて、まじでうまいラーメン
まずは関係ない話から。
俺達のホームページは、サーバーの容量が溢れてしまっていて、最近は、エネスタさんや、おもしろブックさん、茂野製麺さんなどに協力してもらっている。だからといって、スポンサーさんをヨイショするのは、俺達流ではない。特に食い物系は嘘をつけない。マズイものをうまいと言わないのが俺達なのだ。
茂野製麺さんとは、もう2年半くらいのお付き合いになる。製麺の企業さんって、俺達とはまったく接点が無い筈なんだけど、でも、運命の出会いというか、知り合いになってしまうのである。で、単に知り合うだけだったら、そこからあまり発展性は無いのに、相当、べったりとした関係になってしまった。(あ、決して癒着とかそういうのではありません。)
べったりと言っても茂野さんからは俺達HPを運営してゆく為の必要経費を出して頂く(つまりスポンサーさん)という本当はドライな関係なのだが、実は俺達HPのスタッフの約2名が、茂野製の「そば」にめちゃくちゃ惚れてしまったのである。忘れもしない2年半くらい前に初めて茂野さんを訪問した際にお土産に貰った「手折りそば」が美味しくて、それから、我々も茂野のユーザーになってしまったというわけだ。
茂野(以下敬称略)のそばは、第一にコシがある。麺でコシが無いのは最悪だ。それから、テレビCMでやたらと「つるつる」と言ってるくらい本当にツルツルっとしている。つまり喉越しがいいのである。なんか「ツルツルしこしこ」なんて書くと、ヤラセっぽいかもしれないけど、マジで言い切れるので、嘘だと思ったらイナハマショップの中にあるアームズ(スーパー)で味川柳ざるそばを買って試してほしい。(まずくても代金を俺が保障はいたしません。)
そう、このページのこの記事だって、茂野側から頼まれて作ってるのではない。煮干ラーメンがあまりにもうまかったので、書いている。いや、書かずにはいられなかったのである。少しでも多くの方々に茂野の煮干ラーメンを知ってもらいたいという気持ちで書いている。
■ トンコツには飽きた!?
これからの季節(今は12月)は、ラーメンがうまい。冬になると、ちょっとコテコテしたタイプが食べたくなる。かつては背脂がたっぷり入って、スープがぎとぎとするくらいのトンコツ系が好きだった。世間も博多系、横浜の家系に代表されるように、トンコツがブームだったような気がする。私も確かにコテコテ、ギトギトのラーメンが好きだった。「だった」というのは、最近あまり食べなくなったからだ。せいぜい、担々麺かな。担々麺もどちらかと言えばこってりしている。でも、トンコツのようにギトギトはしていない。
一番最近食べた担々麺はバーミヤン。値段の安い割りにはかなりうまかった。担々麺の美味しいと評判のお店などで食べると、1000円くらいの金額になってしまう。手間隙かけて作っているからなのだろうけど、どんなにうまくてもラーメンが1000円するなんて、絶対に許せない。できれば500円〜650円くらいの範囲で食べたい。そこゆくと、バーミヤンのスタンダードなラーメンは380円。ありがたい。しかも、うまい。サイゼリアのミラノ風ドリアの380円も泣かせるが、バーミヤンも侮れない。
茂野の担々麺は、105円(税込み)。これで本格的な味が楽しめる。とんこつ風と書いてあるとおり、トンコツスープと辛子味噌の絶妙なバランスがいい。麺もしっかりとしたコシがあり、チゲ鍋みたいにして食べても麺がぐったりしなくていい。この担々麺には相当ハマった。一度に20個くらい買って、定期的に食べていた。家族の評判も上々。
■ 煮干の出汁が効いた濃厚なスープ
前置きがだいぶ長くなってしまった。そろそろ煮干ラーメンの話。そういうわけで、トンコツからすっかり担々麺にシフトし、さらに醤油ラーメンにシフトしつつある私は、都内のワリと人気のある煮干で出汁をとるラーメン屋さんに行った。評判どおりうまかった。でも、確かに煮干かもしれないけど、他の味(たぶん鳥ガラだと思う)のほうが強くて、それほど煮干を感じなかった。それでも、醤油ラーメンが今の私には一番うまく感じる。きっと年齢的なものも相当作用しているのかもしれない。
暫くして、そろそろまた醤油ラーメンが食べたくなった頃、茂野の商品カタログを入手した。季刊誌とカタログが合体した「つるつる」という8ページの冊子だ。ここに、煮干ラーメンという商品があった。茂野の商品にはかなり精通している私なのに、この煮干ラーメンの認識が無かった。それもそのはずで、新製品だったからだ。他にも、「もちもちとしたうどん」や、「釜あげ太うどん」、「でわかおりそば」、「スパどん」などの新作が掲載されていた。
私が茂野と出会った頃にもたくさんの商品があったのだが、しかし、このわずか半年足らずで、新商品が続々と追加されているのにはかなり驚いた。かなりのエネルギーを注いでいるに違いない。茂野の底力を見たような気がした。それに、私が今一番欲している煮干ラーメンを加えたということは、マインドがどこか通じているようなそんな気持ちになった。よっしゃ、早速味見して、レポートを書こう、と意を決した。
さて、そういうわけで、つい先日、やっと意中の人を射止めたような雰囲気で、煮干ラーメンを持って帰宅し、早速、鍋に水を入れ、そして煮立つまでの間、袋の裏面に書いてある調理の仕方などを眺めていた。いや、別にたいしたことが書いてあるわけではない。煮立ったお湯の中に麺を入れ、4〜5分茹でる。どんぶりにスープを入れ、お湯を注ぐ、そしてそこによく湯切りをした麺を入れるだけのことだ。
一般に言われる即席ラーメンと決定的に違うのは、湯でこぼし不要の即席ラーメンに対して、湯切りをしなきゃならない、という余計な作業があることだ。それに、茹で上がりも即席ラーメンの3分に対して、4〜5分いう時間を要する。つまり、ほんの僅かな時間だけど、即席から比べると仕上がりまでの行程が長いし、面倒だし、ということになる。
しかし、この面倒さのお陰でかなり美味しいのである。即席麺は麺の茹で上がりが早い。なぜかといえば、アルファ化しているからである。即席麺、すなわちインスタントラーメンの殆どがアルファ化させてある。アルファ化とは何か、というと専門家じゃなので、はっきりと答えられないけど、アルファ米のように、煮炊きせず、お湯を注ぐだけで柔らかくなるもので、カップ麺がまさにそれである。手間隙要らずで、便利な反面、コシが無い。慌しいときにはまことにありがたいけど、でも美味しさを求めるならば、即席麺よりは乾麺を選びたい。
と、だらだら喋っているうちに、麺が茹で上がった。タイミングよくヤカンもピーピー鳴っている。湯切りをして、そして、つゆの入ったどんぶりに移す。と、その前に特筆しておきたいことがある。液体スープの封を開けた途端になんとも言えない煮干しの香りがぷーんと漂った。そう、はっきりと分かるほど個性的な匂いだ。しかし、決して嫌になってしまうほど魚臭くはない。食欲をそそる香りである。
これは相当期待できる。スープは色もどちらかと言えばばどす黒い。関西系の方は、うわ〜、味が濃そうと、思われるかもしれない。が、実際に味見したところ、イケル。味が濃かったら、薄めにすればよい。とにかく、煮干しのいい味が広がる。煮干しは一般にも出汁に使われるのだけれど、長く入れていると苦くなったりして、本来の旨みが台無しになってしまうこともある。しかし、この茂野の技術はたいしたもんで、ちょうどよい、というよりは、煮干しの風味を最大限に出して、かつ嫌味が全然無い。これはクセになる味だ。
この濃厚な煮干しのスープに上品なストレートの麺を絡ませて食べてみる。うまい。うますぎる!!
この茂野の煮干しラーメンは、茂野のホームページで購入することができる。1つ105円(税込み)というリーズナブルな価格である。ネット上だと8ケ入りのセットからだが、お近くの方は、直売所で購入することで、1個から購入できる。是非、一度お試しあれ。
 |
ところで、茂野製麺から、こんなユニークなものも発売になった。昔、喫茶店でよく食べた「ナポリタン」の味だ。しかし、単なるスパゲティでなく、麺は、もちもちっとした感じ。結構イケる。 |
|
|
|
2005/12/10 |
▲このページのトップへ |
|
|
|