俺達のホームページ 「バンザイ!シニアクラブ」 Vol.01

ベイタウン・シニアクラブをご存知であろうか。公園の清掃やコンサートの企画、青少年育成委員会と協力して街の治安に務めたり、各種サークルのバックアップや、文化活動にも精力的な活動組織である。
シニアと言うと、どうしても第一線を退いた、というイメージで捉える方も多いと思うが、どうしてどうして、我々(中年)世代よりもパワフルで、創造的だ。もっと我々もシニアクラブのことを知っておこうよ、ということで、この企画は「シニアクラブの活動」をご紹介してゆく。 
オアシス通信
ベイタウン・シニアクラブの会報誌である。
毎回、クラブ員のコラム、短歌、絵画、写真などが掲載され、いかにシニアクラブが多芸多才な人物で構成されているかを垣間見ることが出来る。また、同誌には、シニアクラブの今後の予定のみならず、ベイタウンの動き全体も知ることが出来るホットな情報も掲載してある。ゆくゆくはホームページにも進出する予定。なかなか凄い情報網なのである。

右は、オアシス通信の最新号。写真は同クラブ員で写真クラブを主宰する山根氏の好きな被写体である忍野村からの富士山。
ベイタウン・シニアクラブ オアシス通信から
 古希を過ぎて想う
パティオス8番街  砂原 正行
昔話をすると歳をとった証拠だとよく言われますが、昨今の混沌とした世相の渦中では、ゆとりある気持ちで過去を振返り、未来への糧とする心の余裕も乏しくなっています。
私の生れた昭和6年は満州事変の勃発、昭和12年には、日中戦争の発端となった盧溝橋事件、それからは戦時体制下ひたすら質実剛健、質素倹約、国家総動員の精神を堅持する教育を受けてきました。
そして昭和16年12月8日小学校5年生の時、真珠湾攻撃で始まった太平洋戦争に突入し、昭和20年8月15日の終戦まで戦争に明け暮れた少年時代でした。
軍事教練、学徒出陣、学徒動員、灯火管制、空襲、爆撃による友の死、原爆投下など追憶の彼方となりましたが、想えば皆で良く耐えてきたものと思います。
言論統制された軍事政権下、個人の自由が束縛され、米麦は勿論、野菜や調味料などの食料品は配給制、衣料、生活用品、学用品に至るまで物不足の時代であり、現代っ子達には想像する事すら出来ない時代であったと思います。
似たような環境にあっただけに判断基準の極端に異なる北朝鮮との日朝国交正常化への道程は時間が必要と思われるが、厳しい環境にある横田めぐみさんや娘キム・ヘギョンさん達が解放されて明るい素顔を見せてくれる日の早期到来を期待したい。
戦後NHKラジオ放送『尋ね人の時間』が長く続いたが、外地からの引揚船、中国残留孤児の問題など多くの分断された人達を見聞し、時代の過酷な波に晒された人達を救う道は、國を挙げた行政の努力と一般市民による継続した支援体制が根底にあることが不可欠です。
戦後の民主化、経済成長、バブル崩壊と正に激動の時代に翻弄された人生でもあつたが、豊富で貴重な体験をさせてもらったことは感謝すべきなのかも知れません。
40数年会社人間として研究や営業活動、或いは海外での合弁事業調印など社内外の多くの人たちとの交流の歴史も遠い想い出となり、今は時折親睦会、OB会などで懐かしい面々に逢うのを楽しみにしています。
ベイタウンに住んで7年、幸い健康にも恵まれて自治会、シニアクラブ等に関与したお陰で多くの知己を得て、様々な階層の方々との交流を通じ新しい経験をしました。
そろそろ今の役職を離れて、一人の住民として気ままに過ごしたいと念願しています。
■解説:俺達HP■
砂原さんは、ベイタウン・シニアクラブの会長さんであり、元自治会連合会の役員や、地区連協などのいろいろな活動をされているベイタウンで最もお忙しい方の一人でいらっしゃいます。

オアシス通信16号より
シニアクラブ・絵手紙集
     B・SC Vol.02
2003年、正月。
ベイタウン・シニアクラブの方々による素晴らしい日本画の作品集。
どうぞご覧ください。
これらを眺めていると、如何にシニアクラブの方々が多才であるかがお分かりになると思います。左のロゴをクリックしてお入りください。

写真家
山根 治仁
    B・SC Vol.03

ベイタウン写真クラブの会長で、パティオス17番街にあるギャラリーKIKIのオーナーでもある同氏が好きな富士山の写真を掲載しました。
他にも「花の写真」など選ぶ被写体も多彩です。今後、このコーナーは徐々に掲載点数を増やしてゆきますので、お楽しみに。(左のロゴをクリックしてください。)
尚、データ量の関係でサイズを小さくしておりますので、本物の画像は是非「オアシス」(17番街)でご覧ください。

コラム(オアシス通信より)
パソコンが動かなくなった時、覗えたもの
「俺達のコラム」にも掲載
オアシス通信15号より。執筆者は8番街の辻さん。パソコンばかりに頼るのは何もご本人だけではなく、現代人のほとんどがそうなってしまったような感もある。ちょっと考えさせられるコラムである。
山で困(熊)ったはなし
「ベイタウン旅行倶楽部」に掲載
オアシス通信16号より。18番街の飯島さん執筆。山で熊に遭遇。しかも痩せた尾根。逃げ場が無い。困った、というより、非常に怖い目にあった話。

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